Netflix『セレブリティ』主人公の“幼馴染”役チョン・ヒョソン「いつもイライラして怒って…感謝している」【一問一答】

2023年07月15日 話題

「もっと悪いキャラクターを演じたい」

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『セレブリティ』でオ・ミネ役を演じたチョン・ヒョソンが、作品に対する愛情たっぷりの一問一答を公開した。

Netflixオリジナル『セレブリティ』は有名になればお金になる世界に飛び込んだ主人公ソ・アリ(演者パク・ギュヨン)が向かい合った、セレブたちの華麗で熾烈な世界を描いた。最近では、NetflixグローバルTOP10TV(非英語)部門で1位になり、世界的な人気を証明した。

華やかな裏に隠れた“真っ黒な部分”

劇中、人気インフルエンサーであり、ソ・アリの幼い頃の友人オ・ミネに扮したチョン・ヒョソンは、ぱっと見は華やかで憧れの存在だが、本当は心の奥底に過去の劣等感を持った人物の両面性を全て盛り込み、撮影に挑んだ。

キャラクターの感情を柔軟に表現したのはもちろん、躍動感あふれる演技でオ・ミネそのものになりきり、ドラマへの没入度を倍増させ、好評を受けた。

(画像=Netflix)

これと関連して、チョン・ヒョソンがグローバルチャート1位の感想や作品を選択した理由、オ・ミネの第一印象、ファッションポイントなど、ビハインドストーリーを伝えた。

以下、チョン・ヒョソンの『セレブリティ』に関する一問一答。

-『セレブリティ』がNetflixグローバルTOP10TV(非英語)部門1位に上がった感想を。

グローバルチャートで1位になったと聞いたとき、最初はただ不思議だったが、だんだん時間が経って、全世界で愛されて共感を得たということが実感できてとても嬉しかった。ともに苦労したスタッフの方々、俳優の方々も一人一人思い浮かび、おかげで素敵な作品にミネとして演技できたこともまた、とても幸せで感謝した。

-『セレブリティ』への出演を決心した理由は?

最初に台本を読んだ時、とても面白かった。座った席で止まることができず、最後まで全部見るほど。すでに私たちの人生から切り離せないインフルエンサーの世界を扱っているという点も興味深かったし、SNSの世界がメインではあるが、人間の最も原初的な本能、欲望、欲求のようなものを赤裸々に見せることができる、ある意味すっきりとして、猫をかぶらない作品になるだろうと思った。視聴者の立場からもとても興味深い作品になりそうだった。

-オ・ミネの第一印象は?

「上手くやり遂げられそう」、「必ずやりたい」と思った。ミネは自分の劣等感を土台に、熱心に生き抜いて自らを作り出した賢くて偉大な人物だ。前だけを見て突っ走り、結局成し遂げたという部分では私の20代のときと似ているという感じがして、反面私に足りない部分である大胆さ、緻密さを持っていて魅力的に近づいてきた。

-オ・ミネのファッションポイント

ミネは「私は義理もあり、優しい夫に愛されて成功したブランドを持っている完璧な人だ」とアピールしたがり、そのようなイメージメイキングをすることに自ら成功した。だから外見は愛らしいピンクのようだが、内面は真っ黒に焦げたブラックに近いバーガンディーのようだと思った。それで髪もバーガンディーに決め、メインスタイリングはラブリーだが、色味は強烈でビビッドに持っていくことにした。その中で本当に多様なスタイリングを試みた。

(画像=Netflix)

-オ・ミネというキャラクターを演じながら最も重点的に置いた部分は?

序盤は減らすことに集中した。ミネが幼い頃に持っていた劣等感は消え、今自分が成し遂げ、享受するものがいつのまにか当たり前になってしまった態度を持った人の話し方と表情。ミネは自分の目標のためなら、人をレベルで分けて差別することは悪いことではないと思うので、全く罪悪感なく見下すような言葉を吐き出すが、カメラの前では徹底的に愛らしいイメージをアピールするため、可愛らしく見えるようにトーンを分けることにも気を遣った。

-オ・ミネの、自分が見ても「ひどいな」と思うシーン

第12話でユランに対する言葉と態度、考えは本当に···最後の瞬間まで自分自身、ブランド品、お金しか考えてないミネの姿がとてもよく現れていて、演技しながらも「ミネは本当に最後までこうなんだ」と思い、スタッフの方々もひどいと言っていた記憶がある。

-キャラクターを完成させるために監督と多くの時間を共にしたと聞いた

ただ感謝するだけだ。『セレブリティ』でミネがしなければいけない部分を監督が確実に話してくれた。序盤に劇をリードしていく上で非常に重要な人物であり、作品の中のキャラクターの中で、最も多様な感情を見せなければならないのがミネだからトーンや演技が非常に重要だったし、その部分を上手くやらなければならないと言ってくれた。それでそのトーンを掴んでいくために本当に数え切れないほどリーディングを共にして下さり、私が映像を撮って送ったりもした。もう少し軽く、あるいは重く、このようなディレクションを確実に与えて、ミネを完成することができた。感謝の気持ちしかない。

-他の俳優たちとの撮影はどうだったか

一緒に演技したすべての俳優の方々が、リアクションをよくしてくれてとても楽しく撮影した。特に、よく一緒に撮影した夫役のチョン・ウクジン俳優とユラン役のチョン・ユミン俳優には、特別な感謝の気持ちがある。ミネがいつも怒ってイライラして見下すような態度を受け入れてくれる方々なので、いくら演技だとしても毎回受け止めてくれるのが体力的にも容易ではなかったはずなのに、とてもうまく受け止めてくれて、もっと楽で楽しく演技することができた。特に感謝している俳優の方々だ。

-これから挑戦してみたいキャラクター

これからまたやってみたいキャラクターは愛らしいが、自分だけの世界がはっきりとした色のあるキャラクターやラブコメに挑戦したい。あるいは、ミネより悪いキャラクターにも欲が出る(笑)

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