一部のメンバーが所属事務所と揉めているが、人気グループEXOのカムバックが決まった。
【全文】「奴隷扱いだった」EXOメンバー3人が契約解除を通知
6月9日、所属事務所SMエンターテインメントは来る7月10日にEXOが7thフルアルバムを発表する計画と明らかにした。
EXOのメンバー全員が揃った完全体でのアルバムは、2019年11月の6thフルアルバム『OBSESSION』以来、約3年8カ月ぶりだ。
2012年に12人組でデビューし、『Growl』がヒットして大きな人気を博したEXOだが、中国出身メンバーのクリスやルハン、タオがグループを脱退し、唯一残っていた中国人メンバーのレイまで昨年4月、SMエンターテインメントとの契約が終了した。
8人組となったEXOは今年、完全体でのカムバックを予告し、4月には4年10カ月ぶりに日本ファンミーティングを開催してファンを喜ばせたりもした。
しかし5月、メンバーのカイが突然入隊することが決まって完全体での活動が不可能に。さらに6月にはベクヒョン、シウミン、チェンの3人が所属事務所との契約を「奴隷契約」と主張し、専属契約解除を通知した。
現在も3人と所属事務所は激しい対立を見せているが、6月8日には兵役中のカイを除いた7人が金浦(キムポ)空港に姿を見せた。全員で団体リアリティの撮影に向かったのだ。
ファンの反応も複雑だ。ベクヒョン、シウミン、チェンが最初に問題提起したときは、彼らの主張に支持を見せていたが、時間の経過と共にSMエンタ側の立場に説得力があるという声も出てきた。
グループを混乱させるなという立場から、「3人は違約金を支払って契約を終えるべき」という強い意見まで飛び出している状況だ。
それでも7月10日に7thフルアルバムを発表すると明らかにしたEXO。専属契約の問題があるなかで、彼らの活動に大きな注目が集まっている。
■【写真】「10人以上と浮気した」EXOメンバーの“元恋人”が暴露
前へ
次へ