女優のク・ヘソンが深い話を打ち明けた。
5月11日、YouTubeチャンネル「何を観ようか」では、『俳優、監督、作家、その次は建物のオーナー?“xxはすべて消さなければなりません”withク・ヘソン』というタイトルの動画が公開された。
この映像でク・ヘソンは、自身に対する誤解を解いている。
まず、「私はおかしくないです。私を特異だと思うが、会えば一つもそのようなことはない」と切り出した。
そしてデビュー前、ネット上で突然有名になったことに関しては「その時は良かったです」とし、「その時は誰が私を知っているのか不思議で、とても良い時間が多かった」と明らかに。
続いて「KBS2『花より男子』で広く知られるようになり、ターニングポイントにもなったが、アンチも増えた」とし、「そのためデマも多く広がり、困難を経験した時期が20代だった」と伝えた。
また、当時の暗黒時代を振り返ったク・ヘソンは「実際に会うと皆とても喜んでいるが、匿名のネット上では全然違った」とし、「そのようなギャップで人を信じられなくなった。「現実では私に優しくしてくれても、心の中では違うかもしれないね。そのような時間が少し寂しかった」と付け加えている。
そのなかでも最も傷ついた言葉について「ク・ヘソンの言うこと信じられない」「前回とは違う話をするじゃないか」などを挙げ、「私の立場で言ったことが、書く人の使い方で変わるのではないか。同じ話をしても他の捉えられ方をすると、“前後が合わない”と疑うこと」と説明した。
「最近は直接出て話せる番組も多いが、以前は報道を通じてのみ話すことができた」とし、「私は大衆の心も理解できる。もしそのように見ていたら、そうかもしれない」と話した。
現在、人々に指差されながらも監督や画家といったクリエイターとして活動する理由については「楽に生きる方法があるでしょう。だが、私は自分の人生を表現する人になりたい」とし、「まだアイデンティティを探している過程にあると思う。結局、何になりたいのかという質問にも“私もよく分からなくてやっている”と答える」と答えた。
30代が過ぎて、紆余曲折も経験したク・ヘソンに「最近は心の平和を見つけたのか」という質問が続いた。すると「違う。心が平和なことはそれほど多くない」と回答。
その理由について「絵を描いたり、音楽を作ったり、映画を製作したりすることは、全て常に自分自身と向き合わなければならない。そのため平和ではない」と説明した。
◇ク・ヘソン プロフィール
1984年11月9日生まれ。2002年のCM出演を機に芸能界デビュー。その後本格的に女優としての活動をはじめ、数々の作品を通じて愛くるしい魅力を披露した。特に、2009年に放送された『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS)は日本でも大きな反響を呼んだ。その一方で、映画監督や画家、シンガーソングライターとしても活動。才能の尽きない女優として多方面に活躍している。俳優アン・ジェヒョンと2016年5月に結婚したが、2020年7月に離婚が成立した。
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