今年10月、韓国では元V6三宅健のソロ曲『Destination』のMV公開が大きな注目を集めた。
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しかし、なぜ日本のアーティストのMV公開が韓国で大々的に報じられたのだろうか。というのも、10月5日に公開されたMVには、とある韓国女優が出演しているからだ。
このMVは近未来的でサイバーパンクな世界を舞台に、女性AIとの美しくも悲しいラブストーリーを描いているのだが、その女性AIを演じたのがイム・ボラという韓国女優だ。
1995年9月30日生まれのイム・ボラは現在、インスタグラムのフォロワー約100万人越えの韓国のトップインフルエンサーだ。
有名ショッピングモールのフィッティングモデルとしてタレントのキャリアをスタートすると、2018年頃から多くの美容番組に出演し始めたことで広く知られるようになった。
そして2020年にウェブドラマ『マンガな彼氏~POP OUT BOY!~』で女優活動を開始し、MVで三宅健と共演するまでに至った。
そんなイム・ボラの活躍の裏には、並々ならぬ努力があった。モデルとしてブレイクした彼女だが、身長159cmで、いわゆるモデルらしい体格とは言えない。
そのため食事などには気を使っており、美容番組ではヨーグルト、オートミール、バナナ、グラノーラ、カカオニブ、ヘンプシード、チアシードを混ぜた物を毎朝食べていると明かしていた。
ほかにもジム、ヨガに定期的に通うことで細く引き締まった体型を維持しており、均整の取れた体つきで身長のハンデを克服している。
その美意識の高さが、身近な人にも波及したことで大きな話題になったこともある。2018年にイム・ボラとの熱愛が発覚したラッパーSwingsは、彼女に触発されて本格的なフィットネスを開始した。
Swingsはイム・ボラと交際するまで脂肪肝の薬を飲んでいたそうだが、運動を始めてからは20kg近くも減量し、健康を取り戻したと話題になった。その後、運動の楽しさに目覚めたSwingsは、自らジムを開業したことでも注目を集めた。
日本での韓国ドラマ、映画の人気が熱い昨今。今後はMVではなく、何かしらの作品で彼女を見かけるかもしれない。
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