俳優イ・ジョンジェは自身初の監督デビュー作『ハント』で新人監督賞の受賞者となったが、『スター・ウォーズ』新シリーズの海外ロケ撮影のため、出席はできなかった。
イ・ジョンジェは『ハント』のシナリオ作業に4年を費やし、出演と演出、制作までこなす情熱を発揮しており、今回の受賞をより特別なものとした。同作は映画『太陽なない』以降にイ・ジョンジェ、チョン・ウソンの共演を待ち望んできたファンにもプレゼントのような作品となった。
一方、新人女優賞は是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』に出演し、カンヌ国際映画祭にも参加したイ・ジウン(IU)が受賞。新人男優賞は『犯罪都市 THE ROUNDUP』で悪役を務めたソン・ソックが受賞した。
イ・ジウンはこの日、「あらかじめ受賞結果を聞いていたので緊張しないと思ったが、すごく緊張する。欠乏や癒しなど、作品に盛り込まれた多くの意味を表現するには力不足な私だったが、ソヨンになっていく過程そのものを優しく見守ってくださったようだ。とても大きな励みになる」とコメントした。
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