韓国の人気タレントであるユ・ビョンジェが、財団法人「美しい財団」による「覚えますウトロ」キャンペーンに1000万ウォン(約87万円)を寄付したことがわかった。
女優イ・ヨンエが社会貢献活動に参加。過去にはイ・ビョンホンやチョン・ウソンも
ユ・ビョンジェは9月2日、自身のインスタグラムを更新、「今月の寄付」というコメントと寄付の内訳を公開した。
日本植民地時代、日本軍飛行場の建設に動員された朝鮮人約1300人の集住地域だったウトロ地区(京都府宇治市伊勢田町51番地)は、その後も在日韓国・朝鮮人の集住地域として続いてきたが、土地の所有権が幾度も変わる過程で住民たちが強制退去を強いられた。
2005年からは韓国内で行われた募金と政府の支援金で土地の一部を買い取り、公営住宅を建てて一部の住民に提供している。
買い取れなかったウトロ地区は、現在撤去が進んでいる。
美しい財団による「覚えますウトロ」キャンペーンは、平和記念館建設費用を集めるためのもので、日本植民地時代の朝鮮人たちが経験した差別や痛みの歴史を保存し、歴史を守るための韓国・日本市民社会の努力を知らせる内容になっている。
ユ・ビョンジェの他にも、女優キム・ヘス、ユ・ジェソクなど人気芸能人たちが参加し、歴史保存の必要性を訴えた。
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