解散したボーイズグループNU'EST出身のメンバーたちが本格的にソロ活動に乗り出す。
グループとして活躍した彼らがそれぞれどんな歩みを続けるのか、期待を高める。
NU'EST出身の5人メンバーがそれぞれソロ活動を予告した。
まずJRことキム・ジョンヒョンは来る11月、初ミニアルバムを発売することを目標にデビュー10年ぶりに一人立ちに乗り出す。去る7月に初の単独ファンミーティングを終えた彼が、ソロアーティストとしてどんな音楽を披露するか注目が集まっている。
グループ解散後、ミュージカル俳優としての存在感を高めてきたレンは11月初めに韓国と日本で単独ファンコン「The Day After」を開催する予定だ。単独公演を通じて一人でステージを彩り、ソロアーティストとしての可能性を見せる見通しだ。
ベクホもソロデビューを控えている。所属事務所PLEDISエンターテインメントは9月21日、ベクホのムービングポスター公開と同時に、初のミニアルバム『Absolute Zero』を10月12日に発売するというニュースをサプライズで伝えた。ボーカルはもちろん、プロデュース能力まで備えた彼のカムバックに、ファンは熱い反応を見せている。
ファン・ミンヒョンは初の単独ファンミーティングをはじめ、最近終映したドラマ『還魂』(tvN)など演技活動を続けている。現在、ドラマ『意味がない嘘』(原題)の出演提案を受けて、肯定的に検討中だ。演技者としても好評を博しているわけだ。
アロンも去る5月に単独ファンミーティングを行った。当時、チケット発売開始から1分で全席完売のニュースが伝えられ、依然として多くのファンに愛されていることを証明した。以降、アリランTVの音楽番組『After School Club』の新MCとして合流し、個人活動を続けている。
先立ってNU'ESTは今年3月、PLEDISエンターテインメントとの専属契約を満了し、公式に解散を伝えた。以降、ベクホとファン・ミンヒョンを除く3人は、PLEDISエンターテインメントと再契約しなかった。
ひとつのグループとして活動しながら経験値を積み上げてきた彼らが、それぞれ歩いていく道に関心が集まっている。音楽、演技、バラエティなど多方面で活発な活動を予告した彼らが、それぞれどんな成果を成し遂げるか、また互いにどんな良い影響を及ぼすのか期待される。
とある音楽企画会社の関係者は、「7年の活動後に全員再契約するグループもあるが、多人数グループですべてのメンバーの意見を調整するのは容易ではない」とし、「また過去に比べて“アイドル出身”という悪いレッテルも多く消え、グループ活動後に演技、バラエティ、ミュージカルなどで新しいスタートを望むスターも多くなった。グループとファンに対する愛情とは別に、全員での再契約は事実上難しい」と話した。
また別の関係者は、「過去にはグループが解散したら芸能活動ができないように思われる時期もあったが、今は少女時代、GOT7などのように、ひとつの所属事務所に皆が一緒に所属しなくてもスケジュールを調整しながらソロ活動とグループ活動を継続するケースも増えた。大部分の所属事務所も、それを尊重する雰囲気だ」と伝えた。
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