“解散”を発表したNU’EST、ファンへの愛で溢れたメッセージに涙が止まらない「必ずお返しするね」

2022年03月03日 K-POP

NU'ESTが10年間の活動に「熱い別れ」を伝えた。

【注目】アロンが直筆手紙で心境明らかに

NU'ESTは来る3月14日のベストアルバムのリリースを最後に、所属事務所Pledisエンターテイメントとの専属契約を終了する。

メンバーのうちベクホとミニョンだけが再契約し、残りのメンバーは新たな出発をすることとなった。

Pledisは2月28日、「皆で悩み、協議した末に下した決定であるだけに、当社はメンバーの選択を尊重し、応援する。10年間、最善を尽くしてくれたJR、アロン、ベクホ、ミニョン、レンに心から感謝の気持ちを伝えたい」とし、“Pledisエンターテイメント所属のNU'EST”としての公式活動を終えると報告した。

(写真=Pledisエンターテインメント)NU'EST

直筆手紙で心境明かすメンバーたち

NU'ESTメンバーは、ファンとコミュニケーションができるWeverseを通じて直筆の手紙を投稿。手紙は、解散を伝えるまでの多くの悩みや、ファンを愛する気持ちで溢れている。

アロンは「1人で(活動)するのがとても怖いですが、ずっと一緒にいるのであまり悲しまないでください。過去10年間たくさんの愛を受けた分、一生懸命頑張って必ずお返しするので、これからも僕とともに歩いてくださればと思います」とファンに複雑な心境を伝えた。

(写真=Weverse)アロン直筆手紙

JRは「どこから話せばいいのか、何度も書き直した。今までしてきたように真っすぐな気持ちで、また一つひとつ積み重ねていこうと思う。春の芽が見えはじめ、暖かい風が吹き始めたときに嬉しい知らせを届けたい」と語り、今後の活動を継続していくことをほのめかした。

(写真=Weverse)JR直筆手紙

以前、解散の危機を乗り越えたNU'ESTだっただけに、今回の報道を「L.O.Λ.E」(公式ファンクラブ)は余計に悲しんだ。

「L.O.Λ.E」は「10年間苦労が多かった。NU'ESTのおかげで幸せだった。それぞれの進む道を応援する」と感謝のメッセージを送ったが、複雑な心境を隠せずにはいられなかった。

NU'ESTは2012年、シングルアルバム『FACE』でデビュー。Pledis初のボーイズグループだっただけに多くの期待を集めたNU'ESTだったが、K-POP界は冷酷だった。

多くのアイドルと多くのアルバムがあふれているという現実のなかで、スタートから日の目を見ることはできなかった。メンバーたちは『PRODUCE 101』シーズン2にも出演し、その存在を知らせようとした。それだけでなく、毎アルバムのプロデュースに直接参加してNU'ESTのカラーを作り上げていったベクホもいた。最後までNU'ESTを諦めず努力した結果、2019年にリリースした6thミニアルバムのリード曲『BET BET』がデビュー8年目にして初めて1位を獲得した。

(写真=Pledisエンターテインメント)NU'EST

NU'ESTの最後のアルバムとなるベストアルバム『Needle&Bubble』は、NU'ESTがデビューしてからちょうど10年になる3月15日にリリースされる。

今回のアルバムはメンバーたちが直接「L.O.Λ.E」に伝えたいメッセージを詰めこむ予定で、アルバム名『Needle&Bubble』の意味とともに、アルバムに隠されたストーリーについてファンの関心が高まっている。彼らの10年間の思いがベストアルバムとしてリリースされ、グループNU'ESTとしての最後を飾る。

これに先立ち、Pledisは「NU'ESTとメンバー一人ひとりの未来について長い間考え、皆にとって何が最善か長らく議論してきた。NU'ESTはPledis初のボーイズグループであり、当社にとっても意味のある大切なグループだ。今後も様々な分野で新しい挑戦をしていくメンバーたちに惜しみない激励と愛を注いでほしい」と、彼らの次のステップを応援した。

「L.O.Λ.E」は「突然の別れになるが10年という長い時間をNU'ESTと過ごしてきた事実は変わらないので、メンバーたちが歩んでいく道を応援し、これからもついていく」と約束。一方で、いつかまた戻ってくることを期待する気持ちもほのめかしていた。

(写真=Pledisエンターテインメント)NU'EST

ドラマ、プロデュース、ミュージカルなど様々な分野での活動を通じて自分の力量を育ててきたメンバーたちが、これから各自の道で見せる新しい出発と、再びNU'ESTとして集まるその日に熱い視線が注がれる。

NU'ESTのベストアルバム『Needle&Bubble』は3月15日18時リリースだ。

【全文】NU'ESTが解散…メンバーそれぞれの道へ「新たな出発を」

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