麻薬投薬で「容疑認めた」との警察発表もあったが…全面否定続ける韓国俳優は本当に潔白なのか

2022年09月15日 話題

2009年に父親を亡くしたイ・サンボは、翌2010年からうつ病の治療を開始した。その後、母親と姉を事故で亡くすと、2019年頃からより症状がひどくなったという。

メディアに公開した病院診断書を見ると、抗うつ剤や精神安定剤などの服用量が増えている。麻薬の試薬検査で陽性反応が出たのも、うつ病の薬に含まれた少量の麻薬成分と見られている。

イ・サンボの主治医もやはり、「向精神性薬物が麻薬類であるため、麻薬類には含まれるが、麻薬アンフェタミン、ヒロポン、大麻のようなものではない。麻薬に対する中毒現象などは、(イ・サンボを)治療したときはまったく現れなかった」と説明した。

(写真提供=Rプロジェクト・カンパニー)イ・サンボ

イ・サンボの麻薬投薬疑惑は今月10日に提起された。

ソウル江南(カンナム)警察署は同日14時頃、ソウル江南区・論硯(ノンヒョン)洞の住宅街で40代の男性俳優であるA氏を緊急逮捕し、簡易検査をした結果、陽性反応が出たことを発表した。

その後、「40代の男性俳優A氏」については同じ年齢層でデビュー年度が同じなパク・ヘジン、イ・ムセンなどが言及されたが、最終的に公開されたのがイ・サンボだった。

また、イ・サンボが麻薬類管理法違反の容疑で緊急逮捕された当時に麻薬に酔った状態であり、警察の調査で容疑を認めた後、釈放されたという報道まで登場した。当時は警察関係者も、『OSEN』にこのような内容が正しいと伝えていた。

だが、イ・サンボは「一部記事で私が警察の調査の過程で容疑を認めたという内容が含まれていたが、私は容疑を認めたことがない」とし、悔しさを伝えた。

繰り返し麻薬容疑を否定し、虚偽事実の流布に対する法的対応も示唆するなか、事件がどのような展開を迎えるかに注目が集まる。

なお、1981年10月21日生まれのイ・サンボは、2006年のドラマ『透明人間チェ・ジャンス』(KBS2)のウ・ボヒョン役でデビュー。ドラマ『ロマンスハンター』『ヨメ全盛時代』『オー・マイ・ゴッド~私が突然ご令嬢!?~』『RUGAL/ルーガル』や、映画『シークレット・ミッション』などに出演した。

2021年7月に最終回が放送されたKBS2の連続ドラマ『ミス・モンテ・クリスト』では、主演を務めて注目されていた。

(記事提供=OSEN)

【写真】衝撃的…韓国芸能人の薬物取引の瞬間

「麻薬やっていた」痴話ゲンカで恋人に暴露された元アイドルの韓国歌手、ごまかすも警察調査へ

麻薬使用で韓国強制追放の女性タレント、再び手を出した麻薬容疑の控訴審で懲役3年

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集