少女時代のメンバー兼女優のユナが新作映画『共助2:インターナショナル』(原題)について、インタビューを行った。
9月6日、オンラインを通じてユナのインタビューが行われた。映画『共助2:インターナショナル』(監督イ・ソクフン)は、グローバル犯罪組織を捕まえるために再会した北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(演者ヒョンビン)と韓国の刑事カン・ジンテ(演者ユ・ヘジン)、そこにニューフェイスのFBIジャック(演者ダニエル・ヘニー)が加わり、予測不能な共同捜査を行う作品だ。
本作は、2017年に公開され観客動員数781万人を記録したヒット映画『コンフィデンシャル/共助』の続編。ユナは前作に続き、今作でもカン・ジテの義妹パク・ミニョンに扮して愛らしい魅力を発揮する。
インタビューでユナは、「前作は私のデビュー作。愛されたミニョンという役で、もう一度できたらうれしいと思った。出演を悩んだというよりは、先輩たちが出るのであれば、一緒にやりたい作品だった。だから出演に対しては大きく悩まなかった」と述べた。
演じるミニョンについて、「話すのが恥ずかしいが、ミニョンに職業ができたということだ。また一緒に協力ができるほど成長した」とし、「ミニョンらしさをキープしながら共助できる面が増えて成長したようだ」と伝えた。
共演者についても話した。ユナは「存在だけでも頼りになるヒョンビン兄さん、大先輩であるにもかかわらず、親身に導いてくれたユ・ヘジン先輩のおかげで良かった」と明かした。
「姉の夫役であるユ・ヘジン先輩と撮影を特にたくさんした。普段も“ヒョンブ”(姉の夫)と呼べるほど気楽に接してくれた」とし、「近くでパートナーとして演技できるということだけでも、たくさん学ぶことができた」と撮影現場の雰囲気を伝えた。
続いてダニエル・ヘニーについても「ジェントルマンだ。演技もとても上手で(笑)。韓国語が非常に上手く、コミュニケーションに問題がなかった。和気あいとした雰囲気のなかで撮影が進行された」と話した。
クラブシーンについても振り返った。ユナは「一人で注目されるシーンで、撮影現場に人が多くて恥ずかしかった。周りからは“いつもステージ上で経験したことなのに、なぜ恥ずかしがるのか”と言われた(笑)。考えてみたら、一人でステージに上がって注目されたことがなかったからだった(笑)。これまで(少女時代の)メンバーたちが一緒に注目を集めて分かち合うことができたが、自分一人で耐えなければならなかったので、恥ずかしかったようだ」と説明した。
今年結成15周年を迎え、久しぶりに完全体でカムバックした少女時代についても話した。ユナは「お互いにたくさん応援して、悩みも話し合う」と変わらない友情を誇った。また「少女時代として活動をしながら、自分もそうだし、作品を撮影するメンバーも多かったので、互いに慰労しながら練習した」と述べた。
ユナは現在、『共助2』の公開を目前としており、ディズニープラスでも配信中のドラマ『ビッグマウス』(MBC)が放送されている。さらに少女時代の15周年記念アルバム活動まで行った。
これについてユナは、「同時に活動するとは思わなかったが、自分が選択した結果なので疲れはしなかった。ひとつ残念だった点は、一度にスケジュールが集中して体力の浮き沈みがあったということだ(笑)。もっと良いコンディションで楽しめたはずなのに、それが少し残念だ」と打ち明けた。
続いて「少女時代のメンバー同士がお互いの力になる。“『共助2』を見にいく”というメンバーもいるが、スケジュールのせいで来られないメンバーも多い。個人活動が重なって“とても見にいきたい”と言っていた。来れなくても、とても行きたいというメンバーが多い」と伝えた。
そんなユナが出演する映画『共助2:インターナショナル』は、9月7日に韓国で公開される予定だ。
◇ユナ プロフィール
1990年5月30日生まれ。本名はイム・ユナ。2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。グループでは「少女時代の顔」としてセンターを担当。絶対的な存在感を見せ、韓国だけでなくアジア諸国、日本、欧米からの人気も高い。女優業も活発で、2019年に公開された主演映画『EXIT』は累計観客動員数900万人を突破する反響を得た。
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