ボーイズグループTHE BOYZがデビュー後初めてのワールドツアーの華やかなフィナーレを飾った。
THE BOYZは8月5、6、7日の3日間、オリンピック公園体操競技場でソウルアンコールコンサートを開催し、約3ヵ月間続いた初のワールドツアー「THE BOYZ WORLD TOUR : THE B-ZONE」を終えた。
THE BOYZは、この3日間で2万4000人余りの観客を動員し、韓国国内の大型ライブ会場として挙げられるKSPO DOMEでの公演で「全席売り切れ」を達成。「トップアーティスト」に成長した彼らの真価を立証した。
今回のコンサートは2019年に開催された初めてのヨーロッパツアー以降、約2年5カ月ぶりに開催されたTHE BOYZの大々的な海外ツアーで一層ファンからの期待を集めた。
今年5月、アメリカのロサンゼルスで始まった初のワールドツアーは、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの11都市で開催。ツアーの最後の8月にソウルで開かれた今回のライブ会場には、蒸し暑い気候にもかかわらずTHE BOYZに会うために数万人のファンが長蛇の列を作った。
特に最終日の8月7日は、オフラインはもちろんオンラインライブストリーミング中継でも行われた。
計25曲、3日目基準で240分間にものぼる長い時間をファンと過ごしたTHE BOYZ。ロックバージョンに編曲された代表曲『MAVERICK』のパフォーマンスで華やかに幕を開け、デビュー曲である『Boy』や『REVEAL』『The Stealer』『THRILL RIDE』などのヒット曲を相次いで披露し、会場の雰囲気を“ホット”に盛り上げた。
また、特別な“ユニットステージ”も話題となった。
『Goodbye』で幻想的なボーカルの組み合わせを披露したサンヨン、ジェイコブ、ヨンフン、ヒョンジェ、ケビン、ニューはもちろん、『Scar』で致命的な魅力を発散したジュヨン、キュー、ハンニョン、ソヌのユニットパフォーマンスは公開と同時にファンからの好評が相次いでいる。
正式発売に先立ち、早くから話題を集めた7枚目のミニアルバムの収録曲でありファンソングでもある『Timeless』は、メンバーたちが直接作詞に参加した曲でより一層感動を伝えた。
ほかにも、『Giddy Up』『D.D.D』『No Air』など、豊富なセットリストで幻想的なパフォーマンスとライブを披露し、THE BOYZに熱狂せざるを得ない理由を明確に証明した。
ステージ上を思いっきり走りながら、魔法のような時間をファンにプレゼントしたTHE BOYZはパフォーマンスの最後に直接書いた手紙を取り出し、「夢だったオリンピック公園体操競技場入りさせてくれたことに感謝している」と言い、「今、会場とオンラインを通じて見て下さっているファンの皆さん、この場にいない方々も含めてとても感謝しているし、愛している」と、すべての観客に感謝の気持ちを伝えた。
特に、メンバーたちは3日間のアンコール公演を終えて涙を流しながら、長い間走ってきたツアーのフィナーレに対する名残惜しさを表わした。
「3日間、THE B(公式ファンクラブ)の前で歌うことができて本当に幸せだった。これからもずっと一緒にいよう」という気持ちを伝え、涙と感動の240分を締めくくった。
一方、初のワールドツアー完走したTHE BOYZは8月16日、リード曲の『WHISPER』を含む7枚目のミニアルバム『BE AWARE』を発表し、カムバック活動に突入する。
初のワールドツアーでよどみない成長ぶりを立証したTHE BOYZは今年の10月、日本全国を巡る「THE BOYZ JAPAN TOUR:THE B-ZONE」を開催し、再び活躍を続ける予定だ。
(記事提供=OSEN)
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