学生時代の“いじめ疑惑”が浮上し、否定した俳優ナム・ジュヒョクに再び同じ疑惑が提起された。所属事務所は再び疑惑を否定したが、真相をめぐる攻防が激しさを増しそうな状況だ。
6月28日、ナム・ジュヒョクと高校の同級生というAさんは、「ナム・ジュヒョクが高校時代、友人と私を暴力と暴言で集団的にいじめた」とし、「過去の傷を忘れて生きてきたが、ナム・ジュヒョクが出演した映画を観て、以前の傷が膿のように出て苦しかった」と主張した。
Aさんによると、ナム・ジュヒョクはAさんのスマホを無断で使用して有料ゲームやアイテムを決済したり、同年代と喧嘩させる通称「スパーリング」をさせてAさんを無理やり喧嘩させたりしたという。さらにAさんは、売店でパンを買ってくるように命令される通称「パンシャトル」などを受けたと明かした。
先立って6月20日に高校の同級生Bさんが「ナム・ジュヒョクは不良グループと一緒に付き合い、そのグループにいじめられたのは一人や二人ではなかった」と述べ、ナム・ジュヒョクの“いじめ疑惑”を提起したが、それに続く追加暴露となった。Aさん、Bさん共に“パンシャトル”という印象的な単語を使っている点が注目に値する。
ナム・ジュヒョクの所属事務所マネジメントSOOPは、Bさんの暴露を受けた6月20日、「俳優に関連事実を確認した結果、該当内容のすべてがまったく事実でないことを確認した」と否定。さらに「最初に報道をした該当メディアの記者および匿名の情報提供者を相手に刑事告訴する」と強硬な対応を予告した。
それにもかかわらず、1週間後に追加の暴露が登場したわけだ。所属事務所は今回の疑惑についても、複数の韓国メディアに「事実無根」と否定を繰り返した。
一度は沈静化したナム・ジュヒョクのいじめ疑惑。新たな追加暴露が登場したことで、真実をめぐる攻防が激しさを増す可能性が出てきた。
◇ナム・ジュヒョク プロフィール
1994年2月22日生まれ。韓国・釜山出身。2014年のドラマ『インヨ姫』で俳優デビュー。ドラマ『恋するジェネレーション』『恋のゴールドメダル～僕が恋したキム・ボクジュ～』『ハベクの新婦』などで主演を務め、2018年には映画『安市城 グレート・バトル』でスクリーンデビューを果たした。ドラマ『まぶしくて－私たちの輝く時間－』『スタートアップ：夢の扉』『保健教師アン・ウニョン』『二十五、二十一』を通じて人気俳優となった。
■ナム・ジュヒョク、「みんなに笑われた」高校時代のエピソード
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