是枝裕和監督最新作にして初の韓国映画『ベイビー・ブローカー』が、日本に先駆けて韓国で昨日（6月8日）公開を迎えた。初日から14万人以上の観客を動員し、見事ボックスオフィスのトップを記録している。
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本作は、“赤ちゃんポスト”をきっかけに出会った、赤ん坊の母親、ベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮しようと静かに追いかける刑事たちが絡み合いながら繰り広げる、一風変わった旅路を描いた作品だ。
韓国映画としては初めてカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した本作は、心に迫る深いメッセージ、韓国を代表する俳優たちが繰り広げる温かい演技で、韓国で熱い好評を得ている。
『ベイビー・ブローカー』は公開初日の昨日、14万6221人（映画振興委員会調べ）の観客を動員し、ボックスオフィス1位に輝いた。
特に、この記録は、ハリウッド大作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』や、現在スマッシュヒットを記録している『犯罪都市2』（原題）も抜いており、6月の韓国劇場街を完璧に魅了している。
また数字だけでなく、覧客の口コミやレビューでも好評が相次いでいる。
「是枝裕和監督と韓国俳優たちの組み合わせは想像それ以上」「是枝裕和監督と俳優たちが伝える真心いっぱいの慰め」「巨匠監督と立派な俳優たちの美しい旅路」「キャラクターそのものになったような俳優たちの名演技」「家族を越えて人間に対する是枝裕和監督の温かい視線が印象的な作品」など、日本の巨匠と韓国を代表する俳優たちの出会いに賞賛が寄せられた。
韓国で順調なスタートを切った『ベイビー・ブローカー』は、日本では24日に公開開始だ。
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