BLACKPINKやBIGBANGが所属する韓国大手芸能事務所の元代表PDの“脅迫事件”、3つの争点とは

2022年04月19日 話題

BLACKPINKやBIGBANGの所属事務所として知られるYGエンターテインメントの元代表プロデューサー、ヤン・ヒョンソクの脅迫事件が裁判を通じて明らかになっている。

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裁判所は、BIGBANGメンバーと大麻吸引で知られるアイドル練習生出身ハン・ソヒの証人尋問をめぐり、争点と疑問点を提起した。

4月18日午後、ヤン・ヒョンソクの特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(報復脅迫)に関する裁判が開かれた。この日の裁判にはヤン・ヒョンソクとハン・ソヒが証人として出席した。

ヤン・ヒョンソクとハン・ソヒは脅迫があったかどうかについて熾烈に対立した。ヤン・ヒョンソクは脅迫したことはないと主張し、ハン・ソヒは検察主幹の証人尋問を通じて脅迫されたと強く訴えた。

またハン・ソヒは検察の質問に答えながら過去の裁判と食い違う証言をし、今後の裁判で争うべき材料を提起した。

(写真提供=OSEN)ヤン・ヒョンソク元代表PD

食い違う“あの日”の脅迫内容

ハン・ソヒは去る2019年6月、とあるメディアとのインタビューを通じてヤン・ヒョンソクに脅迫されたと主張した。

当時の記事でハン・ソヒは、ヤン・ヒョンソクが「賢い子にならなければならないだろう。悪い子になったら駄目じゃないか。芸能界にいる子なのに、私がお前を台無しにするのは本当に簡単だ」と話したと証言した。

だが、今回の裁判でハン・ソヒは、ヤン・ヒョンソクが「君一人を殺すのは仕事でもない」と脅迫したと主張した。

食い違った主張に対して裁判部もハン・ソヒに、より強い意味を込めたことを記事化しなかったのかと尋ねた。これにハン・ソヒは「当時は脅迫よりも、警察と検察とYGの癒着関係を扱った趣旨の記事だったからだ」と説明した。

(写真提供=OSEN)ハン・ソヒ

脅迫されたと主張した後のYGとの関係

ハン・ソヒは麻薬現行犯で逮捕された直後、iKONのB.I(本名キム・ハンビン)と麻薬を使用したと警察に通報した。

そして不拘束で警察署から釈放されるやいなや、YGエンターテインメント関係者であり、共犯として起訴されたA氏にメッセージを送った。警察に出席して偽の陳述をしたと明らかにするまで、A氏と会って連絡した。

脅迫されてから数カ月が過ぎた後も、A氏に先に連絡を取っていたことが裁判の過程で明らかになった。

ハン・ソヒの“5億ウォン発言”は本気だったのか

先立った裁判で、ハン・ソヒを現行犯として逮捕し、最初にB.Iの麻薬容疑を知らされた刑事B氏が証人として出席した。B氏はこれに先立ち、ハン・ソヒとメディアのインタビューにも応じていた。

ハン・ソヒは、B氏にインタビューをするように説得しながら「“ヤン・ヒョンソクが5億ウォン(約5000万円)を渡したら口を閉じただろう”などの発言をした」と認めた。

ハン・ソヒは審問で「B氏にインタビューをしろと説得するために冗談で言った言葉だ。雰囲気を盛り上げようとした」などと話した。

ハン・ソヒとヤン・ヒョンソクの主張が激しく対抗しているなか、はたして今後の裁判を通じてどんな真実が明らかになるか。関心が集中している。

(記事提供=OSEN)

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