人気女優ハン・ソヒが母親の詐欺訴訟に巻き込まれた。ハン・ソヒは「母親の借金を返さない」と線を引き、強硬な対応を予告した。
ハン・ソヒの所属事務所9atoエンターテインメントは3月7日、報道資料を通じて電子金融取引法違反で提訴された事実と、母親が詐欺容疑で提訴された事実について立場を明らかにした。
ハン・ソヒは母親の詐欺とは関係がなく、電子金融取引法違反も裁判所から関係がないという判決を受けたと明らかにした。
ハン・ソヒ側は、「母親シン氏がお金を借りる過程で、ハン・ソヒ名義の銀行口座を使った。シン氏はハン・ソヒが未成年者の時に勝手に通帳を開設し、その通帳を(ハン・ソヒに内緒で)お金を借りるために使った。類似の事件が何回かあった。さらに私文書偽造事件もあった。こうした一連の事件で民事裁判が行われ、裁判所はハン・ソヒとは関係なく行われたことだと明確に線を引いた」と説明した。
何よりもハン・ソヒは、母親の詐欺容疑に関する債務に責任を負わないことを明確にした。 その理由についてハン・ソヒ側は、「娘の名前をお金を借りるために利用し、その娘が有名芸能人であることを悪用して金を受け取ろうとする一連の行為を根こそぎ遮断するためだ。ただ母親と娘という天倫を断ち切ることができないのは事実だ」と述べた。
何より残念なことは、ハン・ソヒの母親の詐欺行為が2年間続いているということだ。ハン・ソヒは2020年にも親の借金問題の暴露を受けた。ハン・ソヒは当時、俳優になってから母親の借金を返済したと明かした。
娘としての道理を果たすために借金を返したハン・ソヒは、継続して発生する被害者たちによって、結局は母親との天倫を絶つことができなかったという話を出さざるを得ななかった。
ハン・ソヒと母親の家庭事情が明らかになった過程も残念だ。とあるユーチューバーによって実名が暴露され、母親のインタビューまで公開された。母親はユーチューバーとのインタビューで、借金を自ら返済すると話したという。
以前から有名芸能人である子供を利用してお金を借り、そのお金を返さないという詐欺は繰り返し行われてきた。ハン・ソヒも最初は子供としての道理を尽くそうとしたが、相次ぐ親の詐欺によって、最終的に「天倫」に言及して断固たる態度を見せるしかなかった。
ハン・ソヒにとっては明らかにならなければと感じる傷だが、むしろ「借金を返さない」と明確にしたことで、また別の被害者を防げることになった。毅然とした姿に、拍手を送りたい。
(記事提供=OSEN)
◇ハン・ソヒ プロフィール
1994年11月18日生まれ。韓国・蔚山(ウルサン)出身。 2016年にSHINeeの楽曲『Tell Me What To Do』のミュージックビデオの出演で芸能界入りし、2017年のドラマ『ひと夏の奇跡~Waiting for you』で本格女優デビュー。ドラマ『カネの花 ~愛を閉ざした男~』『100日の郎君様』『アビス』『わかっていても』『マイネーム:偽りと復讐』など数々の話題作に出演した。デビュー時から大手食品メーカーや化粧品メーカーなど、様々な企業のCMモデルを務めた。
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