2月19日に韓国で放送されたIHQ『隠密なニュースルーム』(原題)では、フィギュアスケートの女王キム・ヨナ、スピードスケートの女帝イ・サンファの選手時代の活躍や、知人からの裏話が公開された。
同日の放送には、韓国スピードスケート界の伝説であるイ・ギュヒョク監督が出演し、ウィンタースポーツにまつわるエピソードを披露していた。
冒頭、ビッグデータ専門家のキム・ドクジンはキム・ヨナ、イ・サンファの全盛期から現在までのビッグデータを分析し、2人の選手に対する大衆の印象が「希望、ありがとう、誇らしい」から「おめでとう、応援する」へと変化し、引退後も大衆から愛されていることを紹介。
最近、北京五輪で解説委員を務めたイ・サンファが、スピードスケート女子500mの解説で小平奈緒の試合中に涙を見せたと話題になったことと関連して、イ・サンファが現役時代に世界選手権大会で小平に初めて声をかけて親しくなったエピソードから、イ・サンファを越えるために頑張った小平のオランダ留学、そして互いを家に招待して家庭料理でもてなすという、国境を越えて育まれてきた2人の友情に迫った。
イ・ギュヒョク監督は、「イ・サンファは思ってるよりも、はるかに女性らしい。キム・ヨナは意外と大ざっぱで、2人の選手は種目を変えてやってもうまくできたはず」と、近くで見ていた2人について語っていた。
また、制作陣が密かに会ったイ・サンファの親友である解説者のチョ・ヘリは、「選手村でサンファを初めて見たが、末っ子同士で仲良くなった。強い姉のように見えるが、実は私が第一子を出産し、写真を見せるやいなや泣いてくれた」と、友人の一面を披露。
そして、キム・ヨナの知人として会ったフィギュアスケート元韓国代表のパク・ソヨンは、「ヨナさんは、表向きはカリスマ性があり、素敵なお姉さんだが、心は繊細で温かい」とし、「練習がうまくできない時に焦るなと言って後輩たちを励ますツンデレな面がある。先輩キム・ヨナが言うことはすべて名言だ」と、先輩に対する敬意を表した。
また、引退後も継続して自己管理を行い、広告界からのラブコールが止まないキム・ヨナは、継続して寄付活動を行っており、累計寄付額は50億ウォン(約5億円)達しているという。
そして、2011年に22億ウォン(約2億2000万円)で購入したソウル黒石洞(フクソンドン)の高級ヴィラは、現在の相場で30~35億ウォン(約3~3億5000万円)にまで上昇し、財テクも成功したという評価を受けた。
(記事提供=OSEN)
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