麻薬疑惑でiKONを脱退したB.Iが、米大手エージェンシーの「Wasserman(ワッサーマン)」と契約を結んだ。
Wassermanは、世界的バンドのColdplay、Imagine Dragons、シンガーソングライターEd Sheeranなどが所属する大手エージェンシーで、「世界的大人気を誇る歌手ビリー・アイリッシュなどを担当し、米エンターテインメント界で強い影響力を持つトム・ウィンディッシュがB.Iを担当する」と明らかにした。公式ホームページのアーティストリストにも、B.Iの名前が追加されている。
先立って「Transparent Arts」とアメリカでのマネジメントパートナーシップを結んでいたB.Iは、今回のWassermanを契機に、さらなる世界的人気を見据えたグローバルな活動を繰り広げていく予定だ。
B.Iは1月4日に行われた『GRAMMYs Global Spin』にアジア・K-POPアーティストとして初参加を果たし、存在感を示した。当時、自身の音楽性を盛り込んだハーフソロアルバム『COSMOS』をリリースし、収録曲『NINTEEN』で世界中のファンからの熱い声援を受けた。
また、2021年には初のレギュラーアルバム『WATERFALL』をリリースし、ソロアーティストとして新たな飛躍を見せた。彼が全曲の作詞・作曲を担当した新譜『WATERFALL』は、リリース直後からiTunes「アルバムチャート」24地域で1位を獲得。アメリカ誌『TIME』では、「2021年、最高のK-POPの歌とアルバム」に選定された。
なお、B.Iは2016年、知人を通じて大麻とLSD(幻覚剤)を購入し、投薬したとして起訴された。1審公判に先立って反省文を提出し、「今後も反省を続けながら、自分を振り返って生きていきたい。誓いと心構えを守り、許される人として生きていけるよう、もう一度チャンスを与えてほしい」と善処を訴えたことがある。
その後、執行猶予を宣告されたB.Iは「毎月寄付プロジェクト」を通じて音源収益の全額寄付を続けていく意向を示している。
■B.Iの実力はまだ健在だった!ラップとダンスで再びファンを虜に
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