「5000万円もらっていたら黙っていたのに」YGエンタ元代表PDの麻薬捜査“揉み消し”疑惑は新局面に

2021年11月05日 話題

YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク元代表プロデューサーが、元練習生ハン・ソヒを脅迫したことはないと無罪を主張した。

一方でハン・ソヒは、自身を調査した警察官A氏に5億ウォン(約5000万円)を受け取れば公益情報提供をしなかったという趣旨の話をしていたことが明らかになった。

【写真】“最高のイシューメーカー”となった元練習生ハン・ソヒとは?

ソウル中央地裁・刑事合意の23部(裁判長ユ・ヨングン)は11月5日、ヤン・ヒョンソクの特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(報復脅迫)などの容疑に対する初公判を進行した。ヤン・ヒョンソクは同日の裁判に出席した。

ヤン・ヒョンソクは、YGエンターテイメントの所属芸能人B.Iの麻薬購入疑惑を告発したハン・ソヒに、警察で陳述を変えるよう脅迫した疑いで裁判を受けた。

裁判と関連してヤン・ヒョンソクの弁護人側は、「被告人がハン・ソヒに会ったことは事実だが、偽の陳述をしろと脅迫したり強要したりはしなかった」と無罪を主張した。裁判長がヤン・ヒョンソクに弁護人の意見と同じかどうかを尋ねると、彼は「そうだ」と答えた。

ヤン・ヒョンソク

ハン・ソヒを麻薬容疑で最初に捜査した警察官A氏が証人として出席した。検事側は証人尋問で、ハン・ソヒがA氏に調査を受けた当時の状況について集中的に確認した。 A氏は、ハン・ソヒがB.Iの麻薬容疑を証言すると言った後、突然態度を変えたと証言した。

A氏は、ハン・ソヒがB.Iと関連して陳述を翻した当時、涙を流しながら謝罪したという趣旨で語った。A氏は「ハン・ソヒになぜ陳述を翻したのかと聞くと、泣きながら“すみません”と答えた」と当時を思い出した。

ヤン・ヒョンソクの弁護人は、A氏がこの日の裁判で陳述した内容と、2019年9月に警察で調査を受けた当時の陳述の内容が異なると指摘した。A氏は「ハン・ソヒが公益情報提供をしながら突然ターゲットが変わり、調査を受けるようになり、立件されて心理的な負担があった」と答えた。

この日の裁判では、B.Iの事件の内偵捜査が終わってから2年が過ぎた2019年のハン・ソヒとA氏の電話の録音も公開された。それによるとA氏はハン・ソヒに、とあるメディアとのインタビューに応じるよう説得した。A氏は「(ハン・ソヒが)ヤン・ヒョンソクが5億ウォンをくれたら口を閉じただろう」「ヤン・ヒョンソクを駄目にする。憎たらしい」などの言葉を発したと証言した。

録音に対する追加の質疑でA氏は、ハン・ソヒと通話をした録音内容について正しいと認めた。

ヤン・ヒョンソクが脅迫に関する内容をすべて否定した状況で、A氏に対する尋問は続く見通しだ。次の裁判期日は来る12月6日に行われる。

(記事提供=OSEN)

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集