ガールズグループAOA出身のクォン・ミナが去る2020年、アイドル活動当時にAOAのリーダーだったジミンから10年余り“いじめ”を受けていたと暴露し、その余波が広がった。それから2年近くが過ぎた現在、2人はどんな状況なのか。
AOAは2012年7月にデビューしたが、クォン・ミナの主張によると、練習生時代からジミンにいじめられたと解釈される。
2020年7月3日、クォン・ミナはインスタグラムを通じてデビュー前後の10年間、ジミンから暴行と嫌がらせを受けたと暴露して大きな関心を受けた。
特にクォン・ミナは当時、極度の精神的苦痛を訴え、何度も“極端な選択”までしたと明らかにし、韓国芸能界に大きな衝撃を与えた。同日、クォン・ミナは4回も文章を投稿して自分の考えと気持ちを細かく伝えた。不安定に見える彼女の状態に、既存のファンはもちろん、多くの人々が心配した。
クォン・ミナはその後も自身のSNSを通じて手首の傷まで公開するなど、数回の暴露を続け、いじめ論議が大きなイシューとなった。最終的にジミンはグループ脱退、および芸能活動の中止を宣言し、議論を一段落しようとした。
当時、2人の所属事務所だったFNCエンターテインメント側は、「歌手ジミンと関連して起こっていることによって、多くの方々に心配をおかけして申し訳ない。ジミンはこの時間以降、AOAを脱退し、一切の芸能活動を中断することに決めた」と明らかにした。活動中断を宣言したとき、所属事務所との契約期間が残っていたが、以降まったく活動しなかった。
それから約2年後の今年1月13日、FNCエンターテインメントはジミンに対して「専属契約期間が1月12日に終了した。過去9年間、当社所属歌手として活発な活動を続けてきたジミンに感謝の気持ちを伝える。当社と共にする関係は終了となったが、ジミンの今後の歩みに温かい励ましと応援お願いする」と明らかにした。
ジミンは2日後の1月15日、録音室でヘッドフォンを使っている姿を公開し、活動再開を暗示するような歩みを見せている。知人、およびグローバルファンはコメントをつけ、ジミンの日常公開に喜びを表わしている。
それについて、とある芸能界関係者は最近、『OSEN』に「ジミンの決定にかかっているが、今後音楽活動をする可能性もあるだろう」と耳打ちした。
そうかと思えば、ジミンより先にFNCエンターテインメントを去ったクォン・ミナは演技に関心を持ち、ウリ・アクターズと専属契約を締結し、俳優として活動してきた。しかしいじめ論議後、2020年9月26日に事務所を離れて現在まで無所属状態だ。
ある関係者は『OSEN』に「クォン・ミナは現在連絡が届かない」と伝えた。
クォン・ミナもジミンと同様に、インスタグラムを通じて近況写真を上げているが、芸能界復帰の意志はわからない。現在、どんな所属事務所とも接触することなく、個人的な生活を楽しんでいるとされる。
(記事提供=OSEN)
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