俳優キム・ドンヒ側が、学生時代のいじめ疑惑に関する捜査結果を明らかにした。
キム・ドンヒの法律代理人を務めるチャン・ヒョヌ弁護士は12月28日、公式立場文を通じて「(キム・ドンヒの)学生時代のいじめ疑惑を書き込んだ作成者に提起した虚偽事実の流布による名誉棄損の捜査が、嫌疑なしとの結果を受けた」と説明した。
続けて、「今年2月にオンライン上で掲示された疑惑について、司法機関を通じて事実関係を把握しようと長時間努力した」とし、「この過程でキム・ドンヒ本人の告訴人陳述、先生や同級生の陳述書、小学校・中学校での生活記録簿のコピーなどを提出したが、長い時間が過ぎた小学校時代のことであり、お互いの立場の違いと主張を裏付ける明白な証拠がない状況であるため、嫌疑なしという捜査結果が出た」と説明した。
ただ、「嫌疑なしという捜査結果は、提起された疑惑が事実であるという意味ではない」とし、「特に、同級生の障がい者の友達をいじめたという疑惑は、キム・ドンヒ本人が最も正したがっていたため、この部分についてだけはこの機会に申し上げたい」と明かすと、次のように続けた。
「キム・ドンヒは一緒に生活していた直系家族のうち、障がい者の方が2人もおり、難しい家庭生活のなかでも幼い頃から家族の苦痛と傷を保護し、助けようとしていた。そのため、障がい者に対する虚偽の事実は、本人だけでなく障がい者の家族の方々にとっても、あまりに大きな苦痛と傷となった」
「キム・ドンヒは幼い頃、劣悪な環境のせいでさまよった時期もあったが、社会的に物議を醸すような行動はしなかった。ただ、未熟な言葉と行動によって傷つけられた方々がいることに気付き、自分を深く振り返る時間を持った」
最後に、キム・ドンヒ側は「これからもっと良い人間になれるよう努力する」と付け加えた。
キム・ドンヒは今年2月、オンライン上のネットコミュニティに学生時代のいじめ疑惑が掲載され、議論を呼んだ。ただ、キム・ドンヒの所属事務所であるJYPエンターテインメントを通じて即座に疑惑を否定し、法廷で是非を問う方針を明らかにしていた。
なお、1999年6月生まれの22歳であるキム・ドンヒは、2018年のウェブドラマ『A-TEEN』で一躍有名になったあと、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』『梨泰院クラス』『人間レッスン』などの話題作に続けて出演し、人気俳優としての地位を固めている。
以下、キム・ドンヒ側の公式立場全文。
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こんにちは。
俳優キム・ドンヒの関連事案について立場を申し上げます。
キム・ドンヒは今年2月、オンライン上で掲示された疑惑について、司法機関を通じて事実関係を把握しようと長時間努力してきました。この過程でキム・ドンヒ本人の告訴人陳述、先生や同級生の陳述書、小学校・中学校での生活記録簿のコピーなどを提出しましたが、長い時間が過ぎた小学校時代のことであり、お互いの立場の違いと主張を裏付ける明白な証拠がない状況であるため、嫌疑なしという捜査結果が出ました。
嫌疑なしという捜査結果は、提起された疑惑が事実であるという意味ではありません。特に、同級生の障がい者の友達をいじめたという疑惑は、キム・ドンヒ本人が最も正したがっていたため、この部分についてだけはこの機会に申し上げたいです。
キム・ドンヒは一緒に生活していた直系家族のうち、障がい者の方が2人もおり、難しい家庭生活のなかでも幼い頃から家族の苦痛と傷を保護し、助けようとしていました。そのため、障がい者に対する虚偽の事実は、本人だけでなく障がい者の家族の方々にとっても、あまりに大きな苦痛と傷となりました。
キム・ドンヒは幼い頃、劣悪な環境のせいでさまよった時期もありましたが、社会的に物議を醸すような行動はしませんでした。ただ、未熟な言葉と行動によって傷つけられた方々がいることに気付き、自分を深く振り返る時間を持ちました。
キム・ドンヒはこれからもっと良い人間になれるよう努力していきます。
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