『地獄が呼んでいる』に出演した女優キム・シンロクが、韓国の名門ソウル大学を卒業した後に、女優の道へ進んだ過去を明かした。
【前編】キム・シンロク、『地獄が呼んでいる』シーズン2について「心配」
12月6日、Netflixオリジナルシリーズ『地獄が呼んでいる』に出演した女優キム・シンロクのオンラインインタビューが行われた。
キム・シンロクは、2人の子供を育てるシングルマザーで、「地獄行き」の告示を受けるパク・ヨンジャを熱演した。残る子供のために、地獄行きのテレビ生中継を承諾したパク・ヨンジャは、劇中で世間に強い影響を与える人物だ。
『地獄が呼んでいる』のキャスティング決定時について、キム・シンロクは次のように語った。
「台本を受け取ったとき、制作会社側から“良い役だ”と言われたが、私的には地獄に行く予告を受けて死ぬ役なので、“断片的で悲しく、哀れみを感じたら終わりやすそう“と思った。感情的にも心理的にも、死に際はフラットに表現しようと思っていた」と当時を振り返った。
公開されるや否や、全世界の視聴者から熱い関心を受けた『地獄が呼んでいる』。キム・シンロクは、「『イカゲーム』が旋風を巻き起こしてから、韓国のコンテンツに対する世界からの関心が高いと感じた。そのあと公開された『マイネーム』も人気で、『地獄が呼んでいる』にも関心が集まると思った。それでも、公開から24時間で1位はすごいことだ」と感謝を伝えた。
新興宗教「新真理会」の議長を演じたユ・アインとの共演について、「あまり会わなかった。2回ぐらいしか一緒に撮影しなかった。彼自身の魅力でもあるが、劇中でエセ宗教の議長役なので、話をすれば人を魅了する力があった。私はそれにリアクションだけをしていれば良いほど」と称賛を送っている。
キム・シンロクの認知度が高まるにつれ「ソウル大学地理学科出身」という点と、名門大学卒業後に女優の道へ進んだきっかけに注目が集まっている。「大学時代に部活動をしていたことが大きかった。社会学部の演技部で活動をしていたが、それが演技を始める決定的なきっかけだった」と女優への道に進んだきっかけについて話した。
そして、「なによりも、中学時代に父に連れられて劇団に行った。“演技より人生を学べ”という言葉を言われた。通いながら公演を見て、劇団員たちがウォーミングアップして練習するのも見た。演技を教えてもらえる時間もあったので、その授業も聞いていた。その時から女優への道をおぼろげに夢見ていたのかもしれない」と語った。
最近公開されたドラマ『ある日~真実のベール』で共演したチャ・スンウォンは、キム・シンロクに対して「この業界が放っておくはずがない。ぼろぼろになるまで使うはず」とし、今後の大活躍について冗談交じりで言った。続けて、「心の準備はできてる?」と問われるとキム・シンロクは「私ワーカホリック(仕事中毒)だよ。もちろん心の準備はしている」と笑って答えた。
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