俳優チョ・ジェヒョンに性的暴行を受けた主張した女性Aさんが、チョ・ジェヒョンを相手に損害賠償請求訴訟を起こしたが、1審で敗訴した。
ソウル中央地裁・民事合意17部(イ・サンジュ部長判事)は1月8日、女性Aさんがチョ・ジェヒョンを相手に提起した損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決を下した。
チョ・ジェヒョンは2018年、性的暴行告発運動である「MeToo」(私も被害者だ)運動中に複数回にわたって加害者と指名された。
するとチョ・ジェヒョンは同年2月24日、公式声明文で「告白する。私は間違って生きてきました。30年近く演技生活をし、同僚、スタッフ、後輩に対して失敗と申し訳ない言葉と行動が本当に多かった」と謝罪。「これからは被害者の方々に罪を償う気持ちで私の人生を振り返る時間を送ります。本当に恥ずかしく、申し訳ございません」とし、活動を中断した。
Aさんは同年7月、「満17歳だった2004年にチョ・ジェヒョンから性的暴行を受けた」と主張し、3億ウォン(約3000万円)の損害賠償金を請求する訴訟を提起した。
裁判所は強制調停を決定したが、Aさんが決定を受け入れず、異議を申立てて正式裁判が再び行われた。
2020年7月には、チョ・ジェヒョンの近況が伝えられ、地方で引きこもり暮らしをしているとされた。チョ・ジェヒョン側のパク・ホンホン弁護士は「まだ地方某所で蟄居中だ。山登りをすること以外には何の仕事もしない。文字通りひきこもり生活だ」とし、「家族とも往来がない」と明らかにした。
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