韓国で、とある女子アナウンサーが話題になっている。韓国地上波SBSの女子アナウンサー、キム・ミンヒョンだ。
【写真】財閥と真剣交際中の美人女子アナ、キム・ミンヒョンとは
1993年11月16日生まれのキム・ミンヒョンは、聯合ニュースtv、MBCなどを経て2018年にSBSに入社。週末の『8時ニュース』をはじめ、『スポーツ・トゥナイト』『気になる話Y』などの番組を進行している。大学在学中から学校の広報モデルを務める美貌もあって、人気の高いアナウンサーだ。
そんな彼女は最近、とある財閥グループの長男との交際が報じられた。熱愛報道に対してSBS側は、「キム・ミンヒョンアナウンサーとホバン建設キム・デホン代表が良い感情を持って会っているのは事実だが、まだ結婚を言及する状況ではない」と伝えている。
2人が真剣交際をしているのは間違いないようだ。
日本ではさほど大きな話題になるような出来事ではないかもしれないが、実は韓国では近年、女子アナウンサーと財閥3、4世のカップルが結婚するケースが少なくない。
そのため今回も「また女子アナが財閥とカップルになった」「また結婚するのでは?」と、話題になっているわけだ。
例えば、去る6月にもKBSの元アナウンサーであるカン・ソウンがキョンドングループ3世のソン・ウォンラク常務と夫婦の縁を結んだ。
ソン・ウォンラク常務はキョンドングループの創業者、故ソン・ドイク会長の孫であり、ソン・ギョンホ現会長の一人息子だ。韓国メディアによれば、カン・ソウン元アナウンサーは結婚後、キョンドングループの株式5000株の贈与を受けたという。
また2018年にも、JTBCの女子アナウンサーだったチョ・スエが、斗山(トゥサン)グループ4世のパク・ソウォン斗山マガジン代表と結婚している。チョ・スエは大学卒業後、1800倍ともされる競争率をくぐってJTBCに入社した人気アナだったが、2年でアナウンサーを辞めており、現在は1児の母だ。
他にも、Sky tvアナウンサーだったイ・ダヒ、KBSアナウンサーだったノ・ヒョンジョンなどなど、女子アナと財閥子弟のカップルは少なくない。
それにしても、なぜ女子アナは財閥ジュニアたちから好まれるのか。
韓国メディア『スポーツ京郷』は、「過去には財閥家の子供同士が結婚することが多かったが、若い財閥2世たちが美貌と知性を兼備したアナウンサーに大きな関心を見せ、水面下で出会いを要請しながら恋愛につながることが増えている」と分析している。
『スポーツ東亜』は、「アナウンサーは知識と教養を兼ね備え、視聴者に信頼感を与える職業の特性上、一定の見た目も無視できない。彼女たちは自分の専門性を生かすために、それだけ多様な分野の人と交流する」と報じていた。
また『マネートゥデイ』は以前、「アナウンサーはしっかり者でスマートなイメージの職業で、財閥家の嫁として好まれる」と分析したことがある。
たしかに女子アナには「綺麗」「清純」というイメージがあり、韓国でも以前までは「将来なりたい職業ランキング」で常に上位にランクインしていた。そんな好感度の高い彼女たちが財閥家の心を掴むのも自然なことかもしれない。
ただ最近は、韓国の女子アナも変化が著しい。
以前には見られなかったマニッシュな衣装にショートカット、メガネ、さらにはノーブラジャーまで、固定観念のように埋め込まれていた既存のイメージから脱皮しようとする動きも目立っている。
特にMBCのアナウンサーであるイム・ヒョンジュは今年2月、ブラジャーを着用せずに生放送を行った後、自身のSNSに「ノーブラジャーチャレンジ」の感想を伝え、大きな話題となった。
さらにイム・ヒョンジュは『生放送、今日の朝』にネクタイ姿で登場して注目を集めると、SNSで「映画『コレット』を見ていつかネクタイをやってみたいと思っていたが、そのままやればいいだけだった」と感想を伝え、色別にいろんなネクタイを購入した記念写真も公開していた。
いずれにしても再び熱愛が発覚したことで、女子アナと財閥のカップルに注目が集まっている韓国。多くの前例と同じように結婚することになるのか、見守りたい。
(文=慎 武宏)
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