女優ファン・ジョンウムの執行猶予が確定した。
10月5日、法曹界によると、去る9月25日、ファン・ジョンウムは特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(横領)の疑いで懲役2年、執行猶予4年を宣告された。ファン・ジョンウムと検察はいずれも控訴せず、刑が確定した。
刑事事件の場合、宣告日から7日以内に裁判所に控訴状を提出しなければ、刑が確定する。
9月25日、済州(チェジュ)地裁刑事部(イム・ジェナム部長判事)は、「被告人が会社の資金を横領し、投機的な投資と個人的な物品購入に使用したため、罪責は軽くない」と伝えた。
続けて、「被害を受けた会社が、被告人がすべての持分を持っている会社であるため、会社に損害を与えたとしても、その損害が究極的には被告人に帰属する点、ほかの被害者はいない点、被害額全額を返済した点などを参酌して、刑を決めた」と懲役刑を言い渡した。
なお、ファン・ジョンウムは2022年、自身が実質的に所有する家族経営の芸能事務所のフンミンジョンウムエンターテインメントから、資金約42億ウォン(約4億4000万円)を引き出し、仮想通貨に投資し、カード代と株式担保融資の利息を払った容疑で、裁判に発展した。
◇ファン・ジョンウム プロフィール
1984年12月25日生まれ。2001年にガールズグループSugarでデビュー。2004年に脱退した翌年、ドラマ『ルル姫』で女優活動を開始。『明日に向かってハイキック』『私の心が聞こえる?』『ゴールデンタイム』『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』などの作品で演技力と人気を証明。2020年の『サンガプ屋台』『あいつがそいつだ』では主演。2016年に元プロゴルファーと結婚し、2児の母となるが、2025年5月に離婚が成立。
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