韓国で活動できないユチョン、控訴審でも5億ウォンの賠償命令へ

2025年09月28日 話題 #パク・ユチョン

歌手兼俳優のパク・ユチョンが、前所属事務所が提起した損害賠償請求訴訟の控訴審でも、5億ウォンの賠償を命じられた。

【写真】「幸せそう」ユチョン、日本での近況

9月27日、法曹界によるとソウル高裁民事はマネジメント会社HAVE FUN TOGETHER(旧イエスペラ)が、パク・ユチョンと前所属事務所リシエロなどを相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、「パク・ユチョンとリシエロが共同で5億ウォンと遅延利息を支払うこと」との判決を下したという。

パク・ユチョン側は前所属事務所との専属契約が解除されたと主張したが、裁判所はこれを認めなかった。

ただし控訴審過程では、リシエロ側が「HAVE FUN TOGETHERに未払いの清算金がある」として提起した反訴の一部が認められ、HAVE FUN TOGETHERが項目別に未払い清算金を算定してリシエロ側に4億7000万ウォンを支払うよう判断された。

HAVE FUN TOGETHERは、2020年1月にパク・ユチョンと2024年までの独占的マネジメント権限を委任する契約を結んでいた。しかしパク・ユチョンは2021年5月、契約解除を要求。交渉に失敗すると、リシエロと共に「清算金を支払わなければ専属契約を解除できる」とする公文書を送った。

これに対しHAVE FUN TOGETHERは無対応で一貫し、パク・ユチョンは契約解除を通告した後、知人が運営する別のマネジメント会社A社を通じて芸能活動を続けた。

結果、HAVE FUN TOGETHERは2021年8月、パク・ユチョンを相手に放送出演および芸能活動禁止の仮処分を申請し、裁判所はこれを認めた。

にもかかわらず、パク・ユチョンは仮処分決定に反して新たなマネジメント会社と活動を継続。HAVE FUN TOGETHERは、パク・ユチョンとリシエロ、さらにA社が自社のマネジメント権限を侵害したとして、約5億ウォンの損害賠償請求訴訟を提起した。

これに関連して2023年12月の一審判決では、「パク・ユチョンはHAVE FUN TOGETHERの同意なしにA社を通じて芸能活動を行い、裁判所の仮処分決定に違反した。リシエロはこれに積極的に加担した」とし、パク・ユチョンとリシエロに対し共同で5億ウォンと遅延利息の支払いを命じた。

特にパク・ユチョンとリシエロ側は「HAVE FUN TOGETHERが清算金を支払わず、専属契約は適法に解除された」と主張したが、裁判所が確認した金融取引情報によると、清算金は適切に支払われていたことが分かった。

ただし、パク・ユチョンらへの損害賠償は他のマネジメント会社を通じて活動したことを前提としたもので、芸能活動自体を禁じてほしいというHAVE FUN TOGETHERの主張は退けられた。

(写真提供=OSEN)パク・ユチョン

パク・ユチョンは2019年にヒロポン(メタンフェタミン)使用容疑で起訴され、懲役10か月・執行猶予2年を言い渡され物議を醸した。その後、芸能界引退宣言を撤回し、日本など海外で活動を続けている。

(記事提供=OSEN)

◇パク・ユチョン プロフィール

1986年6月4日生まれ。韓国・ソウル出身。身長180cm。小学校高学年からデビュー前までアメリカで生活。2004年に東方神起のメンバーとしてデビュー。グループ脱退後、ジュンス、ジェジュンとともにJYJを結成。歌手として活躍する一方で、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』『ミス・リプリー』『屋根部屋のプリンス』などを通じて俳優としても高く評価された。2019年7月、麻薬を使用した容疑で懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。

【写真】ユチョン以外も?いわくつき韓国人が続々来日のワケ

【写真】クスリの副作用?ユチョンの“傷跡”

【写真】ユチョン、日本に“馴染みすぎ”の近況

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集