突然この世を去ったメンバーのため…ASTRO・ジンジン、批判を乗り越え“6人”で立ったコンサートを語る【インタビュー】

2025年08月13日 話題

ASTROのジンジンが、MJとともに3年ぶりに開催した単独コンサートについて心境を語った。

【注目】「ごめん、友よ」ムンビンさんへ…メンバーの手紙

8月4日、ソウル・江南(カンナム)区のFantagio社屋で、ASTROの新ユニットZOONIZINIのデビューアルバム『DICE』発売記念インタビューが行われた。

ZOONIZINIはMJ(本名キム・ミョンジュン)とジンジン(本名パク・ジヌ)による新ユニットで、2人の名前を組み合わせたユニット名だ。

MJとジンジンはユニット活動に先立ち、6月7日・8日の2日間、仁川(インチョン)インスパイア・アリーナで3年ぶりとなるASTRO単独コンサート「The 4th ASTROAD – STARGRAPHY」を開催した。今回のコンサートにはチームを離れたメンバー、ラキも合流してステージを披露したが、この点についてASTROファンの一部から反対の声も上がっていた。

ZOONIZIN
(写真提供=Fantagio)MJ(左)、ジンジン

ジンジンはその理由について、「実はラキは脱退後、このプロジェクトだけに参加した。ラキを呼び戻した理由が気になると思うが、今回のコンサートは僕にとってムンビンのためのコンサートだった。ファンの皆さんにムンビンを長く覚えていてほしかったし、一緒にいた姿を思い出してほしいという気持ちで、ウヌと会議を重ねた」と説明。

「もしここからラキを外したら、6人の姿を二度とお見せできないと思った。仲が悪くなったわけでもなく、電話で話を切り出したらラキも喜んでくれた。みんなでムンビンのために努力したコンサートだ」と語った。

さらにジンジンは「今回のプロジェクトを通して、もう一度自分たちの姿を振り返ることができたし、ムンビンの不在も大きく感じた。その一点で5人がムンビンのために団結した」と強調。ファンからの反応については「世論が騒がしいことは知っていたが、知らないふりをしてやり切った」と述べ、このコンサートはあくまで故ムンビンさんのためにメンバーが集まったものだと訴えた。

ZOONIZIN
(写真提供=Fantagio)MJ(左)、ジンジン

メンバー同士の関係について尋ねると、MJは「僕にとってメンバーは“前歯”のような存在。前歯がなければ笑うことも話すこともできないくらい重要で、ジンジン、サナ、ウヌはそれくらい大切な存在だ。メンバーのおかげでそれぞれの場所で活動でき、ドームにも立ち、コンサートもできた。本当に感謝しているし、常に頑張らなければと思っている。なくてはならない存在」と語った。

ジンジンは「デビューしてからの10年、練習生時代を含めると13年間、一緒に生活してきて、リーダーとして一番感謝しているのは(メンバーたちの)謙虚さだ。誰も尖ったところがなく、謙虚だからこそ団結できたし、嫌われずに愛されるグループでいられると思う。知人や周囲の人から『ASTROのメンバーに会えて良かった』と言われると、メンバーとして、リーダーとして子どもを見るような誇らしさがある。ソロ活動の後、グループで集まると家に帰ってきたような安心感がある」と話した。

ZOONIZIN
(写真提供=Fantagio)ジンジン(左)、MJ

10年後のASTROについて聞かれると、ジンジンは「デビュー当初に10年後の自分たちについて聞かれたときは、『そのときまで一緒にいられたら』という気持ちが大きかった。実際に10年経ってみると、学校を卒業するように意外と大したことじゃないと思う。これからの10年後も一緒にいたい気持ちが大きいし、それぞれの場所で役割を果たしながら相乗効果を出せればと思う。望むことは一つ、ずっと一緒にいること」と語った。

最後にZOONIZINIは今回のユニット活動の見どころについて、「個人的には『誰でも真似できる振り付け』。僕たちがステージでどう遊んでいるかを観察してほしい。本気で歌っている表情が出てくると思うし、それがうまく溶け込んでいる。中毒性のあるメロディと簡単な振り付けを通して、僕たちをもっと知ってもらい、関心を持ってもらえたら嬉しい」と締めくくった。

(記事提供=OSEN)

【話題】ユンサナが語るムンビンさんへの想い

ASTRO、「突然亡くなったメンバーを商業的に利用している」と批判

息が切れても止まることを許されない…韓国アイドルの“闇”

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集