K-POP授賞式「第34回ソウル歌謡大賞」が、第1弾となる出演アーティストラインナップを公開した。
5月16日、「第34回ソウル歌謡大賞」は、TOMORROW X TOGETHER、QWER、wave to earth、P1Harmony、FIFTY FIFTY、KiiiKiiiの出演を発表した。
本授賞式では、昨年最も活躍したK-POPアーティストたちによる華やかで個性豊かなステージが繰り広げられる予定で、ダンス、バラード、トロット、バンドなど幅広いジャンルの音楽が視聴者を魅了する。
TOMORROW X TOGETHERは、2024年も大活躍を見せた。昨年リリースした7thミニアルバム『The Name Chapter:SANCTUARY』と6thミニアルバム『minisode 3:TOMORROW』は、アメリカ・ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」でそれぞれ2位と3位を記録。1位を獲得した5thミニアルバム『The Name Chapter: TEMPTATION』に続き、3作連続で高順位にランクインする快挙となった。
これまでに、韓国アルバム8作・日本アルバム3作が「Billboard 200」にチャートインしており、2桁以上の作品を同チャートにランクインさせたK-POPアーティストは、BTSとTXTの2組のみである。
昨年『T.B.H』『My Name is Malguem』などのヒット曲を生み出したQWERも出演を確定。QWERはバンドシーンに新たな風を吹き込んだ存在として注目されており、特に『T.B.H』は、YouTubeが選定した「2024年 韓国人気楽曲ランキング」で1位に輝くなど、新人グループとしては異例の成果を収めた。
5月8日に8thミニアルバム『DUH!』をリリースしたP1Harmonyも出演する。所属事務所FNCエンターテインメントによると、同作は発売1週間で44万枚を突破し、前作『SAD SONG』の初動販売量に比べて約10万枚以上増加。グループ史上最高記録を更新した。さらに、音楽番組『SHOW CHAMPION』(MBC)では、活動開始以来初の1位を獲得するなど、勢いに乗っている。
再編成を経て再スタートを切ったFIFTY FIFTYも出演を決定した。再始動から1年も経たずに、幅広い音楽的スペクトラムを示し、イージーリスニング系の高品質な楽曲で支持を得ている。メインタイトル曲『Pookie』とサブタイトル曲『Midnight Special』は、まったく異なる魅力を備えた楽曲として好評だ。
新鋭バンドwave to earthも出演。昨年リリースしたアルバム『play with earth!0.03』は、Spotifyグローバルトップデビューアルバムチャートで5位にランクイン。また、北米を皮切りにスタートしたワールドツアー「0.03 World Tour」では、全30公演が即完売するなど、グローバルバンドとしての存在感を示した。
“2025年の怪物新人”と称されるガールズグループKiiiKiiiも初出演を果たす。デビュー直後から安定したライブパフォーマンスと個性豊かなボーカルで注目されており、デビューアルバム『UNCUT GEM』のタイトル曲『I DO ME』と続く『BTG』はいずれも高い人気を集めている。
特に『I DO ME』では地上波音楽番組で初の1位トロフィーを獲得し、その勢いを証明。KiiiKiiiが持つ多彩な魅力が、ソウル歌謡大賞でどのように発揮されるかに注目が集まっている。
なお、「ソウル歌謡大賞」は1990年から続く韓国を代表する音楽授賞式であり、K-POPのグローバルな影響力を高める上でも重要な役割を担ってきた。今年の授賞式も、豪華アーティストによる華麗なステージとともに、世界中の音楽ファンの関心を集める見込みだ。
「第34回ソウル歌謡大賞」は、6月21日に仁川(インチョン)のインスパイア・アリーナにて開催される。
前へ
次へ