女優のコ・ジュンヒ(39)が、自身の体の状態や“母になりたい”という気持ちについて、涙ながらに語った。
卵子凍結の際、通常よりも低い数値が出たことを明かし、その悔しさを率直に打ち明けたのだ。
4月24日、コ・ジュンヒは自身のYouTubeチャンネル「コ・ジュンヒ GO」を更新。動画で「20代半ばの頃、当時の恋人に“先に子どもを産んでもいい?”って聞いたことがある。母に話したら、“お父さんに聞いてみなさいよ”と呆れた顔をされた」と振り返った。
続いて、「結婚はしたくなかったけど子どもは欲しかった。言っていることは支離滅裂だけど、その時は本気で“赤ちゃんを産みたい”と思った」と打ち明けた。
現在、コ・ジュンヒは5個の卵子を凍結しているという。広告撮影や長年のダイエット生活が影響し、体調が万全とは言えなかったことも要因だったと説明している。
「手術室に入る直前、何個くらい取れそうかを教えてくれる。普通は10~15個が目安で、親しいお姉さんは40個以上取れたって言っていた。でも私は5個だと言われて、思わず涙がボロボロ出た」と明かし、「これまでの人生が走馬灯のように一気に浮かんできた。“私は何のために生きてきたんだろう”、“どんな贅沢のために芸能人になって、ダイエットで体を壊したんだろう”って、自分に問いかけた」と語った。
動画内では、不妊治療専門のクリニックを訪れた様子も収められている。コ・ジュンヒは「“明日の卵子より今日の卵子が良い”って周囲に言われて、準備も不十分なまま凍結を急いで始めた」と話し、「でも費用が本当に高い。保険がきかないうえ、未婚女性は公的支援も受けにくかった」と現実的な壁についても口にした。
担当医は「通常の体外受精と比べても、費用面での負担は大きいのが現実」と説明。また、「卵子は数を確保しておくことで妊娠の可能性が上がる。20~25個は必要というデータもある」と話し、現実の厳しさを伝えた。
なおコ・ジュンヒは過去、韓国芸能史に残る大スキャンダル「バーニングサン事件」に関与しているとされ、“性接待女優”というデマが浮上したこともある。だが現在はその疑惑は完全に晴れ、あらゆる活動を展開している。
(記事提供=OSEN)
◇コ・ジュンヒ プロフィール
1985年8月31日生まれ。2001年に制服モデル選抜大会を通じてデビュー。2006年のドラマ『キツネちゃん、何しているの?』に出演し、女優コ・ヒョンジョンの妹役で注目を集めた。以降、ドラマ『推奴~チュノ~』『野王~愛と欲望の果て』『彼女はキレイだった』『君を愛するその日まで~アンタッチャブル~』、映画『結婚前夜~マリッジブルー~』『レッドカーペット』『私の親友悪党たち』などに出演。ショートカットが似合う女優として知られ、「代表作はショートカット」という冗談があるほどトレードマークとなっている
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