キム・セロンさんの遺族とキム・スヒョンの対立が激しさを増している。
3月19日、キム・セロンさんの遺族は、キム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストが虚偽の主張を続けているとして、デジタルフォレンジック調査を実施する意向を明らかにした。
フォレンジックとは、デジタルデバイスに記録された情報の回収、分析・調査すること。キム・セロンさんが未成年だった時期に交際していた疑惑があることから、焦点は“交際開始時期”となる。
ゴールドメダリストは、キム・セロンさんが成人してからキム・スヒョンと交際を開始したと主張。しかし、遺族側はこれを否定し、フォレンジック調査によって事実を明らかにする強硬姿勢を示している。
両者は交際時期を巡って正反対の主張を展開しており、遺族側はキム・スヒョン側が事実を歪曲していると考えている。もしもフォレンジック調査で交際時期に関する証拠が得られれば、キム・スヒョンに対して法的措置を取る可能性も示唆されている。
これは、ゴールドメダリストが公の場で発表した内容に対して、遺族が「事実と異なり、故人の名誉を傷つけている」と判断したことが背景にある。
3月17日、遺族側の代理人を務めるプ・ジソク弁護士は、「ゴールドメダリストが1度目の内容証明を送ったあと、故人がキム・スヒョンに“助けてほしい”とメッセージを送ったが、彼からの直接の連絡は一切なかった。代わりに、ゴールドメダリストから2度目の内容証明が送られた。その後、キム・スヒョン本人からの連絡は一度もなく、ほかの所属俳優とも接触できなかった」と述べた。
さらに、「生前にこのような内容証明を受け取ったことで、故人がどれほどの精神的苦痛を抱えていたかは計り知れない。今になって“遺族と連絡を取りたい”と公の場で発表するゴールドメダリストの意図が理解できない」とし、事務所側の対応を強く批判した。
今回のフォレンジック調査の結果が今後の法的手続きにどう影響するのか、注目が集まっている。
■【写真】未成年?生前のキム・セロンさんにキム・スヒョン、キス
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