歌手フィソンさんの遺族が弔慰金全額を寄付する。
フィソンさんの弟は3月17日、遺族を代表して「今回の葬儀期間中にいただいた弔慰金は、すべて歌手フィソンの名義で、社会に良い影響を与えるために役立てる予定」と明かした。そして、「この件については、今後、関連分野の専門家と協議し、持続可能な最善の方法を模索していく」と付け加えた。
また、葬儀期間中に多くの同僚やファンが訪れたことに対する感謝していると伝えた。「兄の音楽を通じて幸せを感じ、人生の力を得たという言葉に、私自身も大きく慰められました。兄は歌への情熱を持ち続け、美しい音楽を作る努力を惜しみませんでした。彼の作品がこれからも永遠に忘れられることのないよう、家族として大切に守っていきたい」と語った。
フィソンさんは3月10日、ソウル・広津(クァンジン)区の自宅で亡くなっている状態で発見された。享年43歳。告別式は16日6時20分、ソウル・江南(カンナム)区のソウル三星病院葬儀場で執り行われた。遺族をはじめ、音楽業界の仲間やファンなど約130人が参列し、彼の最後の旅路を見送った。
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