台湾の人気イケメン俳優ダレン・ワン(王大陸/33)が、「兵役逃れ」「殺人未遂」に続いて「暴力団関与」の疑惑で物議を醸している。
複数の台湾メディアは3月9日(現地時間)、「ダレン・ワンが元タレントで恋人のムー・シュアンの金を受け取るため、組織暴力団に依頼した」と報じた。
報道によると、ムー・シュアンは約400万台湾ドル(日本円=約1794万円)の投資詐欺に遭い、訴訟で勝訴したにもかかわらず返済がなく、相手は刑務所に収監されているという。
そこで、ダレン・ワンが知り合いの暴力団に恋人の金を代わりに回収するよう依頼した。暴力団は刑務所職員を買収して相手家族の情報を入手し、先方に「金を返せ」と圧力をかけたとされている。
ダレン・ワンは最近、殺人未遂の容疑で台湾の捜査当局に逮捕されたが、500万台湾ドル(約2243万円)の保釈金を支払い釈放された。現在は出国制限がかかっている。
先立ってダレン・ワンは昨年4月、空港到着後に利用したタクシーの「運転が気に入らない」という理由で運転手と争った。そこで、知人に依頼して暴力団を動員し、運転手への暴行を指示した。
これは兵役逃れ疑惑の調査中に明らかになった内容だ。ダレン・ワンは先月、持病があると偽って虚偽の診断書を提出し、兵役逃れを試みた疑いで調査を受けていることが報じられた。この調査中に、ダレン・ワンのスマートフォンからタクシー運転手に暴行を加える動画などが発見されていた。
ダレン・ワンは1991年5月29日生まれの33歳。2008年にドラマ『イケメン探偵倶楽部MIT』でデビューした後、2015年の映画『私の少女時代 -Our Times-』で一躍人気俳優となり、韓国でも「最も認知度の台湾俳優」として注目を集めた。その人気ぶりで、2016年には韓国でファンミーティングを開催したこともある。
ただ、2018~2019年に韓国芸能界・韓国社会を震撼させた「バーニング・サン事件」が勃発すると、同事件に中心人物として関与した元BIGBANG・V.Iとの親交が物議を醸した。
ダレン・ワンは過去にV.Iとクラブで一緒にいる姿が捉えられるなど、親しい関係で知られていた。
そんななか、前出の事件によって2019年3月に予定していた映画『Fall in Love at First Kiss』公開記念の来韓記者懇談会を中止する事態に。ただし、ダレン・ワンはV.Iとの関係性を「平凡な友人」とし、「不道徳な行為はしなかった」と事件への関与を否定していた。
ほかにも、プライベートでは2017年に韓国人女優カン・ハンナとの熱愛説が浮上し、注目を集めた。
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