女優チャ・ジュヨンが、“19禁シーン”で話題を集める韓国ドラマ『元敬(ウォンギョン)』(原題)に対する素直な思いを打ち明けた。
3月2日、女優オム・ジョンファのYouTubeチャンネル『Umaizing オム・ジョンファTV』で公開された動画にはチャ・ジュヨンがゲスト出演し、自身が主演を務めた『元敬』について語った。
「昨年の夏に撮影は終わっていました。この作品には本当に多くの愛情を注ぎましたし、撮影が終わった時は涙が出ました」というチャ・ジュヨン。同作に出演した理由については「ずっと時代劇に挑戦したかったんです。なぜか時代劇なら上手くできるんじゃないかという気がしていました」と打ち明けた。
また、「(放送が)終わったので話せますが、本当に多くの努力を注ぎました。特にスタッフの皆さんは、心労が並大抵ではなかったと思います」とし、「時代劇なので歴史考証の問題もありますし、単に演技が上手いからといってできるわけではない、そんな現場でした。あらゆる面で有意義な作品でした」と強調した。
さらには「放送前も、放送中も本当に気持ちが落ち着きませんでした」とし、「個人的に心の整理がつかないまま放送が始まったので、実は日本の田舎に一人で滞在していました」と“極秘来日”も告白していた。
去る1月6日から2月11日にかけて、韓国のケーブルテレビ局tvNとOTTサービスTVINGで放送された『元敬』は、夫の太宗イ・バンウォン(朝鮮王朝第3代王/演者イ・ヒョヌク)とともに権力を手にした妻の元敬王后(ウォンギョンワンフ/演者チャ・ジュヨン)を中心に、「王と王妃」「夫と妻」などの間に隠された熱いストーリーを描いた作品。過去多くの作品で主要人物となったイ・バンウォンではなく、チャ・ジュヨン演じる元敬王后の視点から再解釈された女性中心のストーリーで注目を集めた。
ただ、チャ・ジュヨンが話したように「歴史考証」に関する懸念が指摘されたことや、作中の“19禁シーン”などで物議を醸した。同作はtvNでは「15歳以上視聴可」バージョン、TVINGでは「青少年視聴不可」バージョンの2種類で放送され、特にTVINGバージョンでは出演女優の露出など過激な場面も含まれていた。
なお、チャ・ジュヨンは1990年6月5日生まれの34歳。25歳だった2016年にドラマ『チーズ・イン・ザ・トラップ』で女優デビューを果たすと、多数のドラマや時代劇を経て2022年のNetflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』で知名度を上げた。
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