NewJeans(NJZ)のダニエルの実姉で知られるシンガーソングライターのオリビア・マーシュが、盗作疑惑で物議を醸している。
最近リリースされたオリビアの新曲が騒動を巻き起こしている。デビュー1年未満にもかかわらず自作曲の盗作疑惑が発生したオリビアは、異例にも疑惑を認めて謝罪に乗り出した。
ただ、「NewJeans・ダニエルの実姉」のレッテルを剥がしたオリビアが、今度は「盗作」のレッテルが貼られる状況に陥っている。
オリビア側は2月24日、公式声明を通じて「オリビア・マーシュは13日、1st EP『Meanwhile』をリリースした。リリース後、アルバムに収録されたダブルタイトル曲内で、『Backseat』がアイザック・ダンバーの『onion boy』と類似しているという議論が起きた」とし、「当社は実際に2曲を比較した結果、アイザック・ダンバーの主張に一理があると解釈した」と伝えた。事実上、盗作を認めたわけだ。
続けて、「アイザック・ダンバーと円満な合意を終え、原作の権利が保障されるよう作曲持分に対する協議、クレジット登録など必要な諸般業務を進めている」とし、「これは創意性と公正な芸術的慣行に対する我々の共同した献身を反映した結果だ。当社はすべてのクリエイターに対する透明性と尊重を土台に作業を続けていく」と説明した。
それとともに、「当社は今回のことを教訓に内部システムをチェックし、今後このような事態が二度と発生しないよう綿密に検討する。改めてアイザック・ダンバーに頭を下げて謝罪し、今回の事態で失望したファンの方々にも心から謝罪の言葉を申し上げる」と謝罪した。
音楽業界で度々発生する盗作騒動だが、オリビアのように自ら盗作を認めるケースは多くない。音楽の場合、盗作を証明することも難しいだけでなく、創作者として「盗作」関連のレッテルを貼られることは致命的だからだ。
ただ、オリビアはデビュー1年も経たないうちに自ら書いた自作曲の盗作を認め、創作者、アーティストとしての信頼度を落としたわけだ。
オリビアは昨年10月に『42』をリリースし、シンガーソングライターとして正式デビューした。デビュー時からNewJeans・ダニエルの実姉として注目を集め、同年12月にウィンターソング『First December With You』、そして今月13日に初のEP『Meanwhile』をリリースし、活発な活動を予告した。
特に、『Meanwhile』ではオリビア自身が作詞作曲した5曲を収録し、シンガーソングライターとしてのイメージを強調していた。
しかし、盗作騒動で活動序盤から不名誉なレッテルを貼ることになったオリビア。この先、人々の信頼を回復し、「ダニエルの実姉」でも「盗作歌手」でもない「シンガーソングライター」として音楽業界に定着できるのか、今後の活動に関心が集まっている。
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