帰宅途中で交通事故にあい、ファンミーティングに参加できなかったStray Kidsのフィリックスに心配の声が多く上がっている。
2月16日、Stray Kidsの所属事務所JYPエンターテインメント(以下、JYP)は「15日のファンミーティング終了後、フィリックスが搭乗していた車がインスパイア アリーナの駐車場からメインロビーの方向に向かう途中、後ろから徐行していたシャトルバスと車両左側の後ろで接触事故が発生した」と公式立場を明らかにした。
続けて「事故自体は軽かったが、一瞬、フィリックスの体重が腕に乗り、車内の肘掛けにぶつかって骨折した。事故直後、フィリックスは病院に移動して精密検査を行った。当分の間、十分な休息と適切な治療が必要だという医療スタッフの診断を受けた」と説明している。
また「フィリックスは安静にして治療に集中している。今日のファンミーティングにはやむを得ず参加できなくなった。ファンの皆さんの理解をお願いする。より安全な環境で移動できるよう点検・管理強化を徹底する」と付け加えた。
フィリックスの突然の負傷に心配するファンのため、JYPはこの日午後、再び立場を表明しフィリックスの体調について説明した。
「事故後、会場近くの病院でレントゲンでの検査を行った結果、骨折と診断され、該当内容をファンの方々に伝えた。迅速な対応のため、近くの救急室を先に訪問したが、当時、週末の深夜の時間帯だったため、専門医療スタッフがいない病院もあり、検査にも長い時間がかかり、事故直後に案内できなかった点について、ファンの方々のご了承を願う」と述べた。
併せて「その後、上級総合病院でより精密な検査が必要だという医療スタッフの判断により、MRI撮影および専門教授らの診療を受け、追加検査の結果、初期のレントゲンで見られた骨折線は幼い頃に生じた痕跡で、現在は該当部位と近い神経が押されたことが確認された」と説明。「骨折ではなく神経が圧迫されている」と再び立場を明らかにした。
JYPは「これに伴い、アーティストは経過を見守りながら医療スタッフの所見により適切な治療を行う予定」とし「当社はアーティストの健康と回復を最優先に考慮し、医療スタッフと緊密に協議し必要な治療と最上の環境を提供するために最善を尽くしている」と強調している。
2月14~16日まで、仁川・インスパイア アリーナで5度目の公式ファンミーティング「Stray Kids 5TH FANMEETING“SKZ 5”CLOCK」を開催したStray Kidsは今後、チリ、ラテンアメリカ、日本、北米、ヨーロッパでスタジアムツアーを続ける予定だ。
◇フィリックス プロフィール
2000年9月15日生まれ。本名はイ・ヨンボク(オーストラリア名はフィリックス・リー)。オーストラリアで生まれ、2017年に単身渡韓した。Mnetのオーディション番組『Stray Kids』に出演し、2018年3月にStray Kidsのメンバーとしてデビュー。グループ内ではラッパー及びリードダンサーを担当しており、ベビーフェイスからは想像できないほどの超低音ボイスが魅力。
前へ
次へ