優れたライブパフォーマンスで話題となり、ユーチューブでも圧倒的な人気を誇っているガールズグループBABYMONSTERが、来る2月7日に1stフルアルバム『DRIP』の収録曲『BILLIONAIRE』のパフォーマンスビデオを追加で公開し、さらに人気に火をつける展望だ。
BABYMONSTERは昨年、1stフルアルバムリリースと同時にダブルタイトル曲である『DRIP』『CLIK CLAK』に加え、収録曲『Love In My Heart』『Really Like You』のミュージックビデオを順次公開。
先行公開曲『FOREVER』を含めたアルバム全8曲中5曲ものミュージックビデオを披露し、業界とK-POPファンを驚かせた。
アルバム1作品のみで多数のミュージックビデオを披露するのは、グローバル音楽市場全体で見ても非常に珍しい異例のプロモーションだ。
所属事務所YGエンターテインメント(以下、YG)がBABYMONSTERに向ける、格別な愛情と自信がうかがえる。
さらに、『Really Like You』ミュージックビデオの最後には「『BILLIONAIRE』COMING SOON」という文言で6作品目の公式コンテンツ製作まで予告し、ファンを盛り上げた。
今回『BILLIONAIRE』は、ミュージックビデオという名称の代わりに「EXCLUSIVE PERFORMANCE VIDEO」として公開される。
YGはその理由について、セットやCGなど多くの作業が必要なミュージックビデオ形式を避け、生のパフォーマンスをさらに見せようという趣旨で差別化を図ったと説明した。
EXCLUSIVE PERFORMANCE VIDEOは、ヤン・ヒョンソク総括プロデューサーが指揮をとり企画される、YGのパフォーマンス中心コンテンツの一つだ。
自らステージに立ったアーティストであり、パフォーマンス専門家だった総括プロデューサーは、振り付けが加味された音楽の魅力を最大限に引き出せるよう努力を重ね、毎回大きな反響を呼んでいる。
ヤン・ヒョンソク総括プロデューサーはこれまで、2NE1やBIGBANGだけでなくBLACKPINKの全振り付けの製作を総括したのはもちろん、これを基にした映像を自ら企画し、編集まで引き受けてきた。
数億、数十億の再生数を突破したBLACKPINKの振り付けベースの映像も、すべて彼の手で誕生した。
なかでも、BLACKPINK・リサのソロ曲『MONEY』のEXCLUSIVE PERFORMANCE VIDEOは、グローバル音楽ファンからも好評で再生回数10億回をはるかに越えた。
BABYMONSTERの『BILLIONAIRE』は、洗練されたY2KポップR&Bサウンドとどっしりとした808ベースの絶妙な調和のなかに、フラメンコサウンドが融合した楽曲だ。
YGはこの部分を逃さず、フラメンコ衣装とパフォーマンスを合わせ、BABYMONSTERの多彩なカラーを同映像に溶け込ませる。
メンバーたちが届ける「感覚的な音色、物質では自分の価値をつけることができない」という堂々としたメッセージとともに、特別な感想をプレゼントする見通しだ。
同楽曲のパフォーマンス映像は、去る1月25・26日に行われたワールドツアーの幕開けとなったソウル公演で初めてベールを脱いだ。
紐がついた衣装を活用したポイントダンスや、メンバーのグルービーなダンスラインなどがSNS上で爆発的な反応を引き出したところだ。
YG側は「先立って、公演に来てくれたファンの皆さんのために特別なプレゼントとして未完成バージョンを披露したが、2月7日に最終完成版がアップロードされる予定なので、多くの期待をお願いする」と伝えた。
なおBABYMONSTERは、デビュー初のワールドツアー「2025 BABYMONSTER 1st WORLD TOUR <HELLO MONSTERS>」を通じてグローバルな活動に乗り出す。
K-POPの聖地であるKSPO DOMEで初のソウル公演を成功裏に終えた彼女たちは今後、アメリカ・日本・シンガポール・香港・ホーチミン・バンコク・ジャカルタ・クアラルンプール・台北などに向かい、計14都市23公演を開催してファンを楽しませる。
◇BABYMONSTERとは?
YGエンターテインメントがBLACKPINK以来、約7年ぶりにローンチしたガールズグループ。韓国出身(ラミ、ローラ、アヒョン)、タイ出身(パリタ、チキータ)、日本出身(ルカ、アサ)の7人で構成された。各々が1000倍の競争を勝ち抜いてYGエンタの練習生として合流し、4年間、専門のトレーニングを受けた。2023年11月27日、デジタルシングル『BATTER UP』でデビュー。2024年4月には健康問題でデビューできなかったアヒョンがグループに合流し、1stミニアルバム『BABYMONS7ER』で“正式デビュー”した。
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