女優ハ・ジウォンの弟で知られた俳優チョン・テスさんがこの世を去って7年が経った。
チョン・テスさんは2018年1月21日、突然この世を去った。33歳だった。
チョン・テスさんは生前、治療を受けていたうつ病が好転し、本格的な俳優業復帰を計画していたという。ところが、そんな矢先に突然の悲報が伝えられ、多くの人々に衝撃をもたらした。
1984年3月2日生まれのチョン・テスさんは、2007年に歌手Two Someの楽曲『お元気ですか』のミュージックビデオ出演を通じて芸能界デビュー。女優ハ・ジウォンの実の弟として、新人時代から話題を集めた。
その後、2007年のドラマ『愛するのに良い日』で俳優デビューした後、2010年には女優パク・ミニョン、ユチョンらが出演した人気ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で悪役ハ・インス役を演じ、一躍注目の存在となった。
ところが、『トキメキ☆成均館スキャンダル』放送終了後の2011年2月には飲酒状態でタクシー運転手に暴力をふるい、不拘束立件(書類送検)されるトラブルを起こした。
騒動の後、出演中だったドラマを降板するなど活動を自粛したチョン・テスさんだが、復帰後は『来た来た、マジで来た』『花たちの戦い~宮廷残酷史~』『帝王の娘 スベクヒャン』などのドラマに出演するなど、トップ女優として活躍する実姉ハ・ジウォンの後を追い続けた。
そんなチョン・テスさんがこの世を去った後、ハ・ジウォンは弟に対する恋しさを伝えた。
ハ・ジウォンは「美しい星、その星が限りなく光を放つ世の中に生まれますように。愛する私の星、その星が世の中の誰よりも幸せでありますように。世界中の人々に愛される星になりますように。愛してる、美しい私の星、テス」と、率直な心境を明かしていた。
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