ボーイズグループStray Kidsがポップ・ミュージックの本場であり、世界随一の音楽市場であるアメリカで新たな歴史を刻んだ。
12月22日(以下、現地時間)、米ビルボードが投稿した予告記事によると、Stray Kidsが去る13日にリリースしたアルバム『SKZHOP HIPTAPE ‘HOP’』は初週のアルバムセールス約18万7000枚で「ビルボード200」チャート1位を記録した。彼らがトップに立つのは6回目である。
1956年3月のチャート設定以来、「ビルボード200」に1位で初登場してから6作品連続でトップに君臨したアーティストはStray Kidsが初めてとなった。加えて、彼らは今回の記録で2000年代に同チャートで最多1位を獲得したグループとなり、ボーイズグループBTS、バンドのリンキン・パーク、デイヴ・マシューズ・バンドと肩を並べた。
Stray Kidsは2022年に6thミニアルバム『ODDINARY』で同チャート初の1位を獲得。BTS、SuperMに次いでK-POPアーティスト史上3番目にトップに君臨した。
その後、7thミニアルバム『MAXIDENT』、3rdフルアルバム『★★★★★(5-STAR)』、8thミニアルバム『樂-STAR』、9thミニアルバム『ATE』と5度1位に輝き、グループとしては史上初、アーティストとしてはアメリカの有名ラッパー、DMXの後に続く記録を残した。
そして、「ビルボード200」に初登場してから2年経った2024年12月、Stray Kidsは『SKZHOP HIPTAPE ‘HOP’』で同チャートに“6作品連続トップ”という偉業を成し遂げた。K-POPを越え、全世界のアーティストのなかで初の記録を打ち立て、世界の音楽史に名を刻んだ。
特に、グループ内のプロデューシングチーム3RACHAを筆頭にメンバーが参加して制作した“自己プロデュース”アルバムであるため、貴重だ。
Stray Kidsの新しい試みが盛り込まれた『SKZHOP HIPTAPE』は「Stray Kidsならではの新しいジャンル」を提示するアルバムだ。その最初の作品である『‘HOP’』は、8人のメンバーが集まって完成した‘合’(和)、そしてHIPHOPの「HOP」と2つの意味が込められている。
なお、Stray Kidsは32地域48公演の自身最大規模のワールドツアー「Stray Kids World Tour<dominATE>」を絶賛開催中だ。
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