元夫でロックバンドFTISLANDドラマーのチェ・ミンファンの性売買疑惑を暴露したガールズグループLABOUM出身のユルヒが、離婚時に簡単に放棄してしまった親権と養育権を取り戻すための訴訟を準備した。
【注目】「胸にお金を挟んだ」チェ・ミンファンの“性売買疑惑”
韓国で11月5日に放送された総合編成チャンネル「TV朝鮮」の観察バラエティ番組『もう一人だ』(原題)の第9回では、ユルヒが離婚から1年が経過して初めて離婚訴訟を準備する過程が伝えられた。
過去の『もう一人だ』放送回で子ども3人の養育権を元夫に渡した過程や離婚の理由などを正確に明らかにしなかったユルヒは、放送終了後に殺到した非難と疑惑を受け、自身のYouTubeチャンネルを通じて衝撃的な離婚理由を明らかにした。
ユルヒによると、チェ・ミンファンは当時風俗店に出入りし、性売買をしていたという。彼女は「離婚の1年前頃、とても大きな事件があった。(元夫の実家で)私の陰口を聞いたこともあった。(元夫が)家族の前で自分の体を触ったり、酒で酔ってお金を(胸に)差し込んだこともある。家族が目の前にいるのに、私の“重要な部位”を触ったり胸をかきむしったりもした。お酒を飲んだから激しくなったんだなと思ったよ。家族同士で18禁の話もするので、気兼ねないと感じたが、パズルがはまった。こういうのは直せないんだと思った」と、元夫の行動を暴露した。
また、チェ・ミンファンが性売買をしていたと思われる証拠の録音記録も公開。2022年に記録されたものだという音声には、チェ・ミンファンが別の男性と電話で「こっそり出てきた」「お嬢さんはいるか」「よろしくお願いする」「とても遊びたい」「お金を送るようテレグラムで知らせてほしい」と話す声が含まれていた。
このような衝撃の事実が明らかになると、江南警察署は性売買処罰法などの容疑でチェ・ミンファンに対する立件前調査に着手。FTISLANDの所属事務所FNCエンターテインメントは翌25日にチェ・ミンファンのメディア活動中断を発表し、29日にはFTISLANDがチェ・ミンファンを除く2人体制で暫定的に活動することを明らかにしていた。
こうして迎えた今回の放送で、ユルヒは「私は母親として責任を捨てたことがなかった。そして、本当に離婚の理由を明らかにしたくなかった。誰よりも。初めてそれを知り、子どもたちを連れていこうとした時はどうすれば良いか知識があまりにもなく、精神的に疲れて大変な状態だった」と話した。
また、「実家の両親は共働きで、13歳年下の弟もいる。私たち(ユルヒ+3人の子ども)が入ると7人家族になるが、夫の実家と比べるとあまりにも差があった。そこは義理の両親が子どもたちの面倒を見てくれると思って、それだけを考えた」と明かす。
ただ、ユルヒはやっとの思いで再び養育権を取り戻す決心をしたようだ。
番組内でとある弁護士の事務室を訪れたユルヒは、「養育権は元夫が持ち、面接交渉はいつもすることにした。財産分与はなく、養育費もないことで合意したが、養育権を再び持っていきたいと思っている」と話した。
続けて、「離婚の1年前に発生した夫の有責事由によって離婚したが、当時は心理的に大変で、争うことができなかった。しかし、今は正さなければならない」と述べた。
これに対し弁護士は、「慰謝料請求訴訟は3年以内、財産分割は2年以内にできる事案だ。だが、親権や養育権をすべて与え、財産分与も受けずにどうやってこのような選択をしたのがわからない」とし、「結婚生活が大変で、ただ逃げたい状況で離婚するととてつもない後遺症が残る。お金の問題ではなく、自分の人生に対する補償が必要な問題だ」と残念がった。
何より、一度決まった親権と養育権を変更するのは簡単なことではない。それでも、ユルヒは「最大限戦わずに解決したい。長い戦いになるかもしれないが、まずは試してみることをしなければならないようだ」と力を込めて語っていた。
◇ユルヒ プロフィール
1997年11月27日生まれ。2014年8月、ガールズグループLABOUMのメンバーとしてデビュー。2017年9月にFTISLANDのチェ・ミンファンとの交際を公開し、11月にグループを脱退した。直後の2018年1月には、チェ・ミンファンと結婚すると発表。当時ユルヒは20歳だったため、“最年少アイドル夫婦”と話題になった。結婚式前の同年5月に長男を出産し、2020年2月には双子の娘まで得て3人の母親に。その後も夫とバラエティ番組などに出演したが、2023年12月に離婚を発表した。
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