がん闘病経験した俳優キム・ウビン、余命宣告を受けていた…ユーチューブで初告白「短くて6カ月」

2024年09月17日 話題

かつて上咽頭がんで闘病生活を送った俳優キム・ウビンが、“余命宣告”を受けていたことを初めて告白した。

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キム・ウビンは9月16日、YouTubeチャンネル「可哀想な兄さんシン・ドンヨプ」で公開された最新動画にゲスト出演した。

動画内ではキム・ウビンがお酒を飲む姿を見られるかに注目が集まったが、実際には健康管理のためお酒を飲まなかった。

「とても会いたかった。健康状態が良くなかったときに少しだけ電話をした。先日も電話で話をしたが、動画に出てくれると聞いてとても良かった」とシン・ドンヨプが挨拶をすると、キム・ウビンも「若い頃にお酒をたくさん奢ってくれた。シットコムが終わった後、ヒョン(兄さん)と朝まで飲んだ」と振り返った。

余命宣告も「チャンスだと思った」

現在は健康管理のためにお酒を飲まないというキム・ウビンは、ノンアルコールビールでシン・ドンヨプと乾杯した。

キム・ウビンは「5年間の(上咽頭がん)治療期間、自分はお酒を一切飲まなかった。その後、自分の復帰作である映画『宇宙+人』第1部が公開されたとき、打ち上げで一番親しいチョ・インソンさんたちと一杯飲んだ。以降はたまに旅行に行く際に飲むことがある」と明らかにした。

そんな彼にシン・ドンヨプは、「ウビンは素振りを見せない方なので(がん闘病の記事を)見てとても驚いた。抗がん治療、放射線治療がどれほど大変なのか、自分も母ががんで亡くしたのでわかる。どんな気持ちで耐えてきたのか」と慎重に尋ねた。

キム・ウビンは2017年に上咽頭がんの診断を受け、芸能活動を一時中断したことがある。以降は闘病生活を経て2020年から芸能界に復帰し、現在はドラマや映画への出演、ファンミーティング開催など多彩な活動を繰り広げている。

「自分は元々ポジティブな方で、どんな状況でも長所を見出す性格だ」というキム・ウビンは、「ドラマのように病院で突然、“短ければ6カ月”と伝えられたので、驚いたし怖かった」と、“余命宣告”を受けていたことを明かした。

キム・ウビン
(写真=「可哀想な兄さんシン・ドンヨプ」)キム・ウビン

そのうえで、「夢だったら良いのにと思うような状況だったが、それでも、“これを乗り越えることができなかったらどうしよう”と考えたことは一度もなかった。これはチャンスだと思った。デビューして10年以上、忙しくて休めなかったから、自分自身を振り返り、家族と時間を過ごすようにと伝えられたようだった。だから、愛する人たちに会った」と淡々と振り返った。

続けて、「自分はただ単に顔が知られたという理由だけで、とても多くの方々が応援して祈ってくれた。その力もあると信じている。経過がとても良かった。病院でもとても驚かれた。(回復が)目に見えるようだった。おかげさまでよくなった」とし、「自分が受けた祈りをもっと多くの人々に伝えたい。もっと多くの家庭に奇跡が起きてほしいという祈りをいつもしている。切実に感じて、しっかり伝えるのが宿題のようだ」と話していた。

特に、2015年から交際中の女優シン・ミナもキム・ウビンの闘病生活を支えた。当時はシン・ミナが一緒に病院を訪問する姿も捉えられたことがある。シン・ミナはキム・ウビンが完治するまでともにし、ファンの注目を集めた。

なお、キム・ウビンは現在、キム・ウンスク作家の新作Netflixオリジナル『全てが叶うだろう』(原題)の撮影中だ。同作にはキム・ウビンのほか、女優ペ・スジ、女優アン・ウンジンなども出演を予定している。

◇キム・ウビン プロフィール

1989年7月16日生まれ。韓国・ソウル出身。身長188cm。2008年からファッションモデルとして活躍し、2011年にドラマ『ホワイトクリスマス』(KBS)を通じて本格的に俳優デビュー。『紳士の品格』(SBS)、『相続者たち』(SBS)、映画『技術者たち』といった多彩な映像作品に出演した。その後、2017年に上咽頭がんの診断を受けて活動を中断。闘病生活の末に2020年から芸能界に復帰し、ファンミーティングやドキュメンタリー番組のナレーションなど、活動を再開している。2022年にはドラマ『私たちのブルース』、映画『宇宙+人』に出演した。

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