ある韓国歌手が強制改名の危機に置かれている。
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日本の総務省、警察庁に相当する韓国の行政機関「行政安全部」は8月28日、「外国人の氏名表記に関する標準(案)」を制定し、施行する計画だと明らかにした。
これにより韓国では今後、行政文書に記載する外国人の氏名表記方式は一つに統一されるという。
例として「トム(名)・ソーヤー(姓)」の場合、従来であれば「トム・ソーヤー」「ソーヤー・トム」「トムソーヤー」「ソーヤートム」とそれぞれ表記していたが、「ソーヤー・トム」と統一することとなる。
行政安全部の関係者は、「行政文書上、外国人の氏名表記方式が多様で、本人か否かを確認することが難しく、行政が非効率になった。標準案の制定には、外国人住民が200万人を超えるなど滞在外国人が増えている点も考慮した」と説明している。
ただ、外国の名前で活動している芸能人たちは混乱に陥った。特に、歌手のジョン・パクはSNSでこのニュースに対して「いや、ちょっと待ってください」と慌てた様子を隠すことができなかった。「ジョン・パクはこれからパク・ジョンです」と例を挙げるユーザーも出ていることから、さらに話題を集めている。
なお、標準案は国民参加立法センターで確認でき、関連意見は郵便、国民参加立法センターを通じて提出できる。
(記事提供=OSEN)
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