女優のチョン・ジョンソが学校暴力疑惑浮上後、初めて公式の場に登場し、新ドラマへの意気込みを語った。
韓国TVINGは5月27日、ソウルのCGV龍山アイパークモールで新しいオリジナルシリーズ『于氏王后(ウシワンフ)』(原題)の制作発表会を行った。
制作発表会には、タイトルロールを務めたチョン・ジョンソをはじめ、作品で主演を務めたキム・ムヨル、チョン・ユミ、イ・スヒョクが出席。脚本を執筆したイ・ビョンハク、メガホンを取ったチョン・セギョ監督と共に、作品について語った。
この場は、学校暴力疑惑が提起されて以降、チョン・ジョンソが初めて公式の場に登場する機会でもあった。
司会のパク・キョンリムが「個人的な話をするのは難しい点をご理解ください」と言って、その話題を避けようとした。
しかし、チョン・ジョンソは「事務所を通じて立場を明らかにした通り、まったく事実ではない」と改めて答えた。彼女は「それが事実であれば、私は大衆や記者の皆さんの前で作品を堂々と発表し、この場に立つことはできないと思う」と強調した。
続けて「そのようなことに巻き込まれたことは遺憾だ。それによって傷ついた方々のために、これからの良い活動を通じて回復に努めていきたい。この件については、会社と私が一緒にしっかりと整理できるよう努力している。この場は『于氏王后』を紹介する場であるため、記者の皆さんには作品に焦点を当てていただけるようお願いする」と述べた。
『于氏王后』で初めて時代劇に挑戦したチョン・ジョンソは「父がやってみてほしいと言ったことが一番の理由だった」と笑顔で話した。
続けて「時代劇に挑戦して良かったと感じたポイントがあった。それは、ある回で撮影中に突然気がついたのだが、私以外のすべての出演者、数十人が男性の先輩だった。私しか女性がいなかった。『これはどういう状況なのだろう?』と思った。自分がそんな女性を演じているということを実感した瞬間だった。その時から、この女性がどんな人物なのかを真剣に考えるようになった」と力強く語った。
『于氏王后』は、王の突然の死によって、王位を狙う王子たちと権力を握ろうとする5つの部族に標的にされた于氏王后(演者チョン・ジョンソ)が、24時間以内に新しい王を立てるために奮闘する追撃アクション時代劇だ。
『于氏王后』は全8話で構成された。TVINGを通じて、8月29日に第1~4話が「パート1」として公開される予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇チョン・ジョンソ プロフィール
1994年7月5日生まれ。幼いころからカナダと韓国を行き来し、カナダで中学校を卒業し高校の途中で韓国に帰国した。演技のスクールに通いながら、事務所を見つけた。事務所との契約から3日後に『バーニング 劇場版』の主演に抜擢され、華々しいデビューを飾る。その後、Netflix映画『ザ・コール』でヨンスク役を演じ、新人らしくない演技力で話題となり、Netflix『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』でトーキョー役を演じて、知名度を上げた。
■【写真】ハン・ソヒとチョン・ジョンソ、大胆密着ショットで悩殺
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