自身の事件を再現したAVに「悲しい…」日本で性被害受けた韓国DJ SODAの悲痛な訴え

2024年08月26日 話題

DJ SODAが日本で受けたセクハラ事件をモチーフにしたAVが波紋を呼んでいる。

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DJ SODAは最近、自身のXに「去年の夏の出来事は私にとってとても大きな心の傷となりました。 ただ、このトラウマを吹き飛ばすためにも、良い結果で終えました」とし、「でも、この事件をモチーフに日本の“成人”ビデオメーカーがAVを制作したという話を聞いてとても悲しくなりました」と投稿した。

彼女は昨年8月13日、大阪で開かれた音楽イベント「ミュージック・サーカス」に出演した際、観客からセクハラを受けたことがある。当時、同イベントを企画・運営していたトライハードジャパンが男性2人、女性1人をセクハラの疑いで告発したが、DJ SODAが加害者からの謝罪を受け入れて告発を取り下げたことで事件は一段落していた。

DJ SODA
(写真提供=OSEN)DJ SODA

しかし、問題はこの事件で一儲けしようとする企みがあったという点だ。大手AV業者のSODは今年3月、DJ SODAの事件を想起させるAVの発売を予告し、議論になった。当時公開された予告映像には、DJ SODAに似せた金髪ショートの女性、DJプレイ中にセクハラをされるという場面が盛り込まれていた。

DJ SODAは冒頭の投稿に続き、「私の役として演じた女優の方が『とっても楽しい撮影だった』とSNSで書いており、その文章が頭から離れないほど苦しめられました」として、「女性として非常に恥ずかしい出来事だと思っていたので、静かに過ぎ去ろうとしました。しかしこの動画が広がりに広がり世界的にニュースも多く出てしまいました。そして今も違法ダウンロードができてしまうという状況で私が出来ることは何なのでしょうか…?」と苦しい心情を伝えている。

問題は、当事者がこのように訴えているにもかかわらず、対応が難しいという点だ。SODは騒動となった直後、作品の発売を中止したが、ネット上にはすでに映像が拡散されている。

◇DJ SODA プロフィール

1988年4月7日生まれ。本名ファン・ソヒ。“SODA”の由来は本名の前2文字をとったあだ名「ファンソ(黄牛)」が由来で、飲み物のソーダではなく「(私は)牛(ソ)だ」という意味。2013年からDJとしての活動を始め、今では韓国はもちろん香港、台湾、シンガポールなどのアジア各国で人気を集めている。日本でも知名度を上げており、SNS上では「石原さとみ似の美人DJ」とされるほどビジュアルに対する評価も高い。

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