サッカー韓国代表監督の進退を問う会議が行われた。
大韓サッカー協会(KFA)の役員らは2月13日午前、ソウルに位置するサッカー会館で会議を実施。今回の会議は、ユルゲン・クリンスマン監督の選任責任論が浮上したチョン・モンギュ会長が不参加となっている。
この日の役員会の結果を土台に、15日または16日に開かれる戦力強化委員会で、クリンスマン監督の去就問題が本格的に扱われる展望だ。
大韓サッカー協会のホームページによると、現在の戦力強化委員はマイケル・ミュラー委員長をはじめ10人程が名を連ねている。彼らが先のアジアカップをどのように評し、クリンスマン監督に2026年北中米W杯まで指揮を任せるかどうかを検討する。
とはいえ、最終決定権者は今回不在だったチョン・モンギュ会長だ。
そのため、チョン会長不在のなかで行われた会議は全くの無意味だった。彼が参加していれば、クリンスマン監督の進退についての議論が行われた可能性が高いが、会議が1時間ほどで終わったことを鑑みると、それほど大きな議論は行われなかったと解釈するしかない。
会議後、大韓サッカー協会は「大会全般に関する事案を、自由討論方式で進めた。近い内に戦力強化委員会の会議が行われるので、最終的な決定事項は早急に発表する」と説明するにとどまっている。
(記事提供=OSEN)
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