Kリーグの慶南(キョンナム)FCが新しい司令塔とともに、2020シーズンを新たに出発する。
慶南FCは新任監督としてソル・ギヒョン前・城南(ソンナム)FC戦力強化部長を選任すると、12月26日に明らかにした。
来季はKリーグ2に降格することが決まっている慶南は、これまでチームを率いてきたキム・ジョンブ監督との別れを決定し、サッカー界の多様な世論を反映させた後任監督候補を選びを続けてきた。
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そして若い選手たちと疎通できる指導者として、ソル・ギヒョン監督に指揮棒を任せる方向に決めた。ソル監督は所定の手続きを経て、来シーズンの準備に本格的に突入する予定だ。
ソル監督は2002年ワールドカップ4強神話の主役だ。
イタリアとの決勝トーナメント1回戦では後半終了直前に劇的な同点ゴールを決め、韓国サッカー界のレジェンドの1人となった。
ベルギー、イングランド、中東など海外でのプレーを経て、Kリーグでは浦項(ポハン)スティーラーズ、蔚山現代(ウルサン・ヒュンダイ)、仁川(インチョン)ユナイテッドなど多様なチームで選手生活をした。
引退後は成均館(ソンギュングァン)大学サッカー部監督として指導者キャリアを開始した後、2018年7月から城南FCの戦力強化部長を務めた。プロチームの監督は今回が初めてとなる。
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