日本でもプレーした韓国代表FWに批判殺到…「性関係映像の違法撮影疑惑」のなかW杯予選出場が物議

元ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ(31、ノリッジ・シティ)がスキャンダルで揺れるなか、韓国代表率いるユルゲン・クリンスマン監督は敏感の問題も特に気にしていない様子だった。

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11月21日、中国の深センユニバーシアードスポーツセンターで行われた2026年北中米W杯アジア2次予選グループC第2節では、韓国代表が中国代表に3-0で勝利した。

この日、ファン・ウィジョは後半27分にFWチョ・ギュソン(25、ミッティラン)との交代で出場。アディショナルタイム含め20分程度プレーし、チームの勝利に貢献した。

性関係の映像を同意なく違法撮影?

もっとも、「意外」と言える出場だった。

ファン・ウィジョは現在、不適切な事件の当事者となり、警察の取り調べを受けている。

ソウル警察庁の関係者によると、ファン・ウィジョは相手の同意なく性関係の映像を違法撮影した疑い(性暴力処罰法上、カメラ等を利用した撮影)で、18日に被疑者として召喚され取り調べを受けた。

試合当日の21日には、違法撮影疑惑事件の被害者が「ファン・ウィジョの映像撮影に同意したことがない」と主張した。

ファン・ウィジョは相手と同意の下で映像を撮影したと主張していたが、被害者の証言は違っていた。

被害者の法律代理人であるイ・ウニ弁護士は同日、メディアに配布した声明文で「被害者はファン氏と交際したことはあるが、その当時もその後も敏感な映像の撮影に同意したことがなく、継続的に削除を要請してきた」とし、「ファン氏は自らの過ちを振り返り、反省する代わりに”元恋人と合意して撮影した映像”と嘘をつき、被害者に取り返しのつかない傷とトラウマを残した」と批判した。

ファン・ウィジョ
ファン・ウィジョ

このため、ファン・ウィジョは代表でプレーをし続けるのは不適切だという世論が沸き起こった。

一般大衆はもちろん、将来が期待されるサッカー有望株の模範にならなければならない選手が違法行為を疑われ、警察の取り調べまで受けたのだから当然の反応だ。

ただ、ファン・ウィジョはまだいかなる法的判決も受けていない状態であるため、代表への合流、国際Aマッチ出場を阻止する方法はない。無罪推定の原則に基づき、事件の結末を見守る必要がある。

とはいえ、代表が世論の大きな関心を集める存在という点で、クリンスマン監督によるファン・ウィジョの強行出場は批判を受ける余地がある。

ただでさえ近年は代表の女性ファンが爆発的に増加していることもあり、いつになく絶大な人気を博している。

ユルゲン・クリンスマン監督
ユルゲン・クリンスマン監督

それでも、ドイツ出身のクリンスマン監督は世論をあまり気にしていない様子だ。就任以降、継続的に見せてきた姿勢なだけに、それほど驚くことではない。

韓国サッカー協会は就任発表当時、韓国国内常駐を条件に契約したと明らかにしたものの、当のクリンスマン監督はほとんど韓国に滞在していない。

また、人種差別騒動によって韓国プロサッカー連盟から処分を受けたMFパク・ヨンウ(30、アル・アイン)についても、騒動の最中積極的に選出し、試合でも出場させていた。

そして今回、ファン・ウィジョ起用の件を見ても、クリンスマン監督の考え方が伝わってくる。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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