「金メダル再現のチャンスだ!」韓国メディア、28年五輪での野球復活に笑みが止まらないワケ

2028年ロサンゼルス五輪で野球が正式種目として復活する可能性が高まった。

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国際オリンピック委員会(IOC)は10月10日(日本時間)、ロサンゼルス五輪の大会組織委員会が追加競技候補として野球・ソフトボール、クリケット、フラッグフットボール、ラクロス、スカッシュの5種目を提案をしたと発表した。

IOCオリンピックプログラム委員会がIOC執行委員会に推薦し、提案が受け入れられれば、IOC総会に上程され承認を受けることになる。

来る11月16~18日、インド・ムンバイで行われる第141回IOC総会で承認可否が決定される。

野球は1984年ロサンゼルス大会や1988年ソウル大会などで公開競技として行われ、1992年バルセロナ大会で初めて正式種目として採択された。

その後、1996年アトランタ大会、2000年シドニー大会、2004年アテネ大会、2008年北京大会まで5大会連続で正式種目だったが、野球の不毛の地である2012年ロンドン大会、2016年リオ大会では除外された。

北中米やアジアを除く国々で人気が高くなかったため、一時的に五輪から退出されたが、野球が国民的スポーツである日本で開催された2021年東京大会では正式種目として復活した。

次回の2024年パリ大会では再び除外されるが、野球宗主国のアメリカで行われる2028年ロサンゼルス大会での復活を控えている。開催国の組織委員会の影響が強く作用している。

杭州アジア大会での韓国代表
(写真提供=OSEN)杭州アジア大会での韓国代表

歴代の五輪野球では、アマチュア埼京に君臨するキューバが1992年、1996年、2004年の計3回も金メダルを獲得している。メジャーリーガーを出場させていないアメリカは2000年の金メダルが唯一で、韓国は2008年、日本は2020年で金メダルを獲得した。

2008年北京大会は韓国野球史上もっとも輝かしい瞬間に挙げられる。

当時、キム・ギョンムン監督が率いた韓国は、予選から準決勝、決勝まで9戦全勝の金メダル神話を成し遂げ、黄金期を切り開いた。

韓国にとって五輪史上2度目の球技種目での金メダルであり、1982年にソウルで行われたIBAFワールドカップ以来26年ぶりの国際大会優勝だった。KBOは金メダルを獲得した8月23日を「野球の日」と指定した。

日本と激突した北京大会準決勝では先発のキム・グァンヒョン(35、SSGランダース)が8回2失点の好投。イ・スンヨプ(47、斗山ベアーズ監督)が8回に決勝2ラン本塁打を放ち、劇的な逆転勝利を収めた韓国は、決勝のキューバ戦でも先発のリュ・ヒョンジン(36、トロント・ブルージェイズ)が8.1回2失点と力投し、イ・スンヨプが初回に2ラン本塁打。そして、9回に抑えのチョン・デヒョン(44、引退)が痛快な併殺打を誘導し、金メダルのドラマを描いた。

当時はキム・グァンヒョンやリュ・ヒョンジンなど14人の選手が兵役特例の恩恵を受けた。彼らを中心に2009年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも準優勝を収め、韓国プロ野球の人気も爆発した。

2008年北京五輪での韓国代表
(写真提供=OSEN)2008年北京五輪での韓国代表

しかし、栄光を知るキム・ギョンムン監督が再び率いた2021年東京大会では、出場6カ国中4位に終わる衝撃を受けた。

3位決定戦ではベテランで構成されたドミニカ共和国に6-10の逆転負けを喫し、メダルなしの屈辱を味わった。

当時は選手選抜過程から雑音が絶えず、期待以下のパフォーマンスによって韓国野球全般に対する自省の声が高まった。

今年3月のWBCでも1次ラウンドで早期敗退した韓国だが、9~10月にかけて行われた杭州アジア大会では25歳以下、プロ4年目以下の若手を中心に代表を構成し、金メダルを獲得した。

本格的な世代交代を知らせた大会で、今回兵役特例の恩恵を受けたムン・ドンジュ(19、ハンファ・イーグルス)、パク・ヨンヒョン(20、KTウィズ)、チャン・ヒョンソク(19、ロサンゼルス・ドジャース傘下マイナー)、ノ・シファン(22、ハンファ・イーグルス)、カン・ベクホ(24、KTウィズ)、キム・ヘソン(24、キウム・ヒーローズ)など19人の選手が、2028年ロサンゼルス五輪で韓国野球の中心となってくれることを期待している。

(記事提供=OSEN)

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