イチロー氏と並ぶ可能性も見えてきた。
サンディエゴ・パドレスでダルビッシュ有(37)らと同僚の韓国人内野手キム・ハソン(27)が歴史を書いている。
韓国人選手としてはもちろん、アジア人メジャーリーガーの単一シーズン記録を塗り替えているキム・ハソンが、今やメジャーのレジェンドであるイチローを眺めている。
キム・ハソンは去る9月5日に行われたロサンゼルス・ドジャース戦でシーズン23~24号目の盗塁を記録し、韓国人メジャーリーガーの単一シーズン最多盗塁記録を更新した。
2010年にチュ・シンス(41、SSGランダース)がクリーブランド・インディアンス(現クリーブランド・ガーディアンズ)に記録した22盗塁を越えた。
そして、同月9日のヒューストン・アストロズ戦では1試合3盗塁に成功した。シーズン32~34号目の盗塁をたった一日で積み上げた。
これにより、日本人内野手の松井稼頭央氏(現・埼玉西武ライオンズ監督)が2007年のコロラド・ロッキーズ時代に記録した32盗塁を越え、キム・ハソンはアジア人内野手として単一シーズン最多となる盗塁記録を更新した。
最近でも、12日のドジャース戦で35盗塁目に成功した。
今やキム・ハソンの目標はイチロー氏の「40盗塁」越えだ。
アジア人メジャーリーガーで40盗塁以上を記録した選手はイチロー氏だけだ。
メジャー通算509盗塁を記録した俊足外野手だったイチロー氏は、2001年に56盗塁を記録して以降、2006年に45盗塁、2008年に3盗塁、2010年に42盗塁、2011年に40盗塁と5度の40盗塁越えに成功している。
シーズン前半の85試合で16盗塁を記録したキム・ハソンは、後半戦の55試合で19盗塁を追加した。
パドレスは今季18試合を残している。よく打ち、よく走るキム・ハソンが40盗塁の高みに登ることができるか、終盤戦の活躍に期待が集まっている。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
Copyright @ 2018 Sportsseoul JAPAN All rights reserved.
前へ
次へ