高校侍ジャパンが悲願の初優勝を果たしたなか、U-18韓国代表もメダル獲得に成功した。
イ・ヨンボク率いるU-18野球韓国代表は9月10日、台湾・台北の天母野球場で行われたU-18ベースボールワールドカップ3位決定戦でアメリカに4-0で勝利し、2019年大会以来4年ぶりに銅メダルを獲得した。
今月8日のスーパーラウンドでアメリカと対戦した際には、主審の曖昧はストライク判定で1-5の完敗を喫した韓国。ただ、予選リーグとスーパーラウンドの最終合計で2勝3敗の同率を記録し、3位決定戦で再び顔を合わせることになった。
3位決定戦では初回に2点を先制した後、4回と6回にも1点ずつ加え、スーパーラウンドのリベンジを果たした。
先発登板した投手キム・テギョンは最速151kmのストレートを駆使して7回99球を投げ、2被安打、1四球、9奪三振、無失点と力投し、勝利投手となった。
キム・テギョンは今大会を通してストレートの平均球速145kmを記録。三振を29個奪った一方で、四球をたった4個しか許さない好投で相手打線を封じ込め、リリーフ投手部門でベストナインに選出された。
また、打率0.333、4打点、OPS(出塁率+長打率)0.745を記録したイ・サンジュンもDH部門でベストナインに選出された。
なお、今大会はU-18日本代表が決勝で台湾に逆転勝利し、悲願の初優勝に成功した。韓国は7日のスーパーラウンド初戦で日本と対戦し、1-7の大敗を喫していた。
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