メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』が来年のトレード期限を控えて、チュ・シンス(テキサス・レンジャーズ)がチームを離れる可能性があると占った。
『MLB.com』は12月1日(日本時間)、2020年シーズンのトレード期限(8月1日)を控えて、チームを離れることになりそうな10人の選手を選定した。
なかでもチュ・シンスの名前が目立つ。
『MLB.com』は「チュ・シンスは今年、自己最多の24本塁打にOPS 0.826で、2015年以降の最も高い数値を記録した」とし、「指名打者と外野手としてプレーできる彼は、2020年に2100万ドル(約23億円)の年俸を受けるが、トレード期限には700万ドルほどが残ることだろう」と説明した。
そして「レンジャーズは今冬、フリーエージェント(FA)移籍に興味を置きながら、来年のポストシーズン進出を狙っている」とし、チュ・シンスを含めた1、2人の選手をトレードするはずと予想した。
しかしチュ・シンスが毎年10球団のトレード拒否権を保有していることについて言及し、レンジャーズが彼を送り出すには現実的な制約があると付け加えた。
『MLB.com』はチュ・シンスの他、ロビー・レイ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)、トレバー・バウアー(シンシナティ・レッズ)、マーカス・ストローマン(ニューヨーク・メッツ)、アレックス・コロメ(シカゴ・ホワイトソックス)など10人を選び、チームを離れる可能性があると予想した。
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