米メジャーリーグのテキサス・レンジャーズに所属するチュ・シンスが、2人の息子が韓国国籍を放棄した選択について、口を開いた。
「兵役から逃れるためだ」との批判を声が上がっていたためだ。
8月5日、『韓国日報』はチュ・シンスの韓国エージェント会社のソン・ジェウ理事のコメントを借りて、「アメリカ国籍の選択はチュ・シンスが2人の息子の意見を尊重した決定だ。チュ・シンス本人も“なぜ問題視されるのかわからない”と困惑している状況」と伝えた。
ソン理事によると、チュ・シンスは息子たちに韓国で生活するつもりはあるかと尋ね、2人の息子は「韓国も良いが、韓国について知っていることが多くない」とアメリカで暮らしたい意思を明かしたという。
2人の息子が韓国国籍を放棄した事実が伝わると、韓国ネット上では、兵役回避のためにアメリカ国籍を選択したという指摘が相次いだ。その一部は歌手ユ・スンジュンの“兵役逃れ”について言及し、チュ・シンスを批判した。
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これに対してソン理事は「子供たちは幼く、アメリカで育ったため、韓国の兵役義務に対する知識や概念はまったく持っていない。チュ・シンスも兵役免除を意図せずに、子供の意見を尊重する意味でその決定を下した」と伝えた。
法務部などによると、チュ・シンスの長男と次男は最近、韓国国籍を離脱すると申告し、法務部は7月31日にそれを受理した。
チュ・シンスの2人の息子は、それぞれ14歳と11歳。長男はチュ・シンスがシアトル・マリナーズ傘下のマイナーリーグでプレーした2005年に、次男はクリーブランド・インディアンス所属時代の2009年に生まれた。
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